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嫌なニオイにサヨナラ!毎日できるキッチン排水口の簡単掃除術

  • 2019.3.10
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毎日の料理や洗い物でフル活用されるキッチンのシンク。その排水口は、様々な汚れの温床です。せっかく美味しい料理を作る場所なのに、ニオイが気になったりコバエがわいたりしたら、気分が滅入ってしまいますね……。

毎日の食事の要とも言えるキッチンは、どうしても清潔に保ちたい!そこで今回は、ズボラさんでもできる排水口掃除術を5つご紹介します。

1:アルミホイルで排水口のぬめり防止

キッチンの排水口はお掃除をしてから数日放っておいただけでも、ヌメヌメしたものや茶色い汚れがたまってしまいがちです。せっかく掃除したのに数日しかもたないなんて!とサジを投げたくなってしまうことも。そんな時、アルミホイルをボール状に丸めたものを数個ご用意ください。

やり方はとっても簡単。そのアルミホイルを排水口にポンと入れるだけ!金属のイオン効果によって、ヌメヌメを防止してくれるのです。アルミホイルを使用しない場合でも、5円玉を数個ストッキングに入れ、それを排水口に投入する方法でも同じ効果が期待できます。

ただし、ディスポーザー機能がある場合は、この方法は使えません。お家の排水口の構造をよく見てからやってみてくださいね。

2:重曹+酢で新品仕上げ

一度キッチンの排水口周りを根こそぎキレイにしたいけれど、手間はなるべくかけたくない!という方にはこの方法がぴったりです。

まずは排水口のフタや金属網を外し、全体に重曹をかけます。続いて、不要になった歯ブラシやたわしなどでこすると、大抵の汚れはとることができます。

歯ブラシで軽くこすった後は、その上からお酢をかけてください。クエン酸水を常備している方は、それを使用してもOKです。泡がシュワシュワ立つとヌメヌメや汚れを除去してくれますし、お酢の効果で水アカなども落ちるので、まるで新品のような輝きを取り戻してくれます。

3:塩素系漂白剤でニオイ防止

排水口自体をキレイにしていても、なんだかニオイが気になる……という方もいらっしゃるかと思います。毎日、生ゴミが溜まっている排水口は菌の温床。目には見えなくても雑菌がたくさんいて、ニオイの元となっています。

とはいえ、毎日毎日排水口を分解して掃除するのはとても手間がかかりますし、絶対に無理!そんな時は夜、お皿を洗い終わった時に、排水口のフタの上からでいいので、市販の『キッチンハイター』のような塩素系漂白剤をしゅしゅっとスプレーして、5分ほどおいてから水で流しましょう。塩素系の洗剤は殺菌力がとても強いので、気になるニオイを元から除去してくれます。

4:パイプの中まで専用洗剤で徹底掃除

排水口周りを掃除してもニオイがとれない、もしくは水の流れが極端に悪い場合は、排水口専用の洗剤を使ってみましょう。ドラッグストアなどでも様々な洗剤が市販されていますが、プロも使用している洗剤『ピーピースルー』というものもあります。『ピーピースルー』は粉末状の排水口の洗浄剤です。3種類の除菌漂白成分を組み合わせている上、液体で薄めずにパックされているので、濃厚な状態で汚れに作用します。

使い方はいたってシンプルで、薬剤の粉末を排水口に入れ、その後に40度前後のお湯を流し入れて30分ほど待つだけです。値段が2,000円ほどと他の洗剤に比べると高価ですが、業者に依頼するよりも安価にパイプの掃除をすることができます。

5:寝る前の新習慣!熱湯消毒

『キッチンハイター』のような塩素系洗剤の独特のニオイや成分の強さなどに抵抗がある方は、夜寝る前に一手間を加えてみましょう。一手間と言ってもいたって簡単。熱湯をシンクに流すだけです。洗剤ほどの効果はないものの、毎晩続けることによって排水口が熱湯消毒され、ニオイの元の菌の繁殖を抑えることができます。

これで排水口の嫌なニオイとお別れ!

ついつい面倒くさくて後回しにしてしまいがちなキッチンの排水口の掃除ですが、日々簡単な作業を習慣化するだけで、常に清潔で気持ちのいいキッチンになります。

排水口がキレイだと、洗い物も億劫になりません。ぜひできるところから試してみてくださいね。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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