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男子がつい「大好きな女子に告白をあきらめてしまう」瞬間とは?

  • 2019.3.9

この前まで彼とはいい感じだったのに、急に彼の態度がよそよそしくなった――こういう場合、彼はあなたに告白するのをあきらめてしまったから冷たくなった、というケースがあります。

いったい彼は、いつなんどき、あなたに告白するのをあきらめたのでしょうか?

いくつかの例をお示ししましょう。

告白をあきらめる

彼女からのLINEの返信が遅いとき

まずは定番ネタから。好きな女子にLINEを送って、その返信が遅いとき、彼は「この子のこと、あきらめよう」と思います。

あきらめずに、しつこく何回もLINEしてくる男子だっているけれど、そういう彼は、心の中で「あきらめ」と「まだいける」が葛藤しているだけのことです。

彼女が急に不機嫌になった瞬間

女子って、ときどき、気まぐれに拗ねてみたりするじゃないですか。気まぐれに、というのは、もちろん男子から見た印象であって、女子は女子なりの正当な理由のもとで拗ねるのだろうと思います。

がしかし、男子は、その「女子なりの正当な理由」なんて、100%わからないんですよね。

だから「昨日まで彼女といい感じだったのに、今日はなぜか急に彼女が不機嫌だ。彼女は俺のことが好きじゃないのかな……きっとそうに違いない。であるなら、彼女に好きと言うのをあきらめよう」と思ってしまうのが男子。下手に恋の駆け引きなんか彼に仕掛けちゃうと、あとで泣きを見ることになるのですよ。

俺よりも異性に積極的な女子であるとわかった瞬間

会話の中で、彼が「この子、俺より異性に積極的な性格だな」と思うと、もうダメです。彼は彼女のことがいくら好きでも、告白するのをあきらめてしまいます。

積極的というのは、たとえば、男友達がたくさんいて、しょっちゅう彼らと飲みに行っているとか。あるいは、会話のニュアンスから、しょっちゅう朝帰りしているのがにおってきたりとか。

ほとんどの男子は孤独です。友達がそう多いわけでもないし、ましてや異性の友達など、いないに等しいのです。

だから、「積極的な」女子は、そういう男子に嫉妬されるのです。「この子、俺よりおいしい思いをしてやがる。こんな子に、俺の淋しさなんかわかるものか」なんて思っちゃって(拗ねてしまって!)、せっかくの告白のチャンスをみずから「ふい」にしちゃうのです。

元カレの「レベル」がわかった瞬間

男子って、なにも差別主義者ではないんだけど、あなたの元カレと自分とを比較するクセを持っています。極端な例を挙げるなら、あなたの元カレが、仕事もせず毎日パチンコざんまいの男だったとしましょう。それを知った彼は「この子の元カレ、俺より相当<レベル>が低いな。俺はその元カレより、だいぶ<上>だ」と思うのです。

「低い」から付き合わない、という選択をする男子もいるし、低いからこそ付き合いたいと思う男子もいます。

が、たいていの場合、彼は、元カレのレベルから、彼女の「お里を知る」のです。お里を知った彼は「この子、かわいいけど、口説くのをやめておこう」と思ってしまうのです。

こういう、差別的なニュアンスを含む例示は、「賢い」書き手は通常書かないんですが、でも、男女とも、こんなふうに相手を「値踏み」する傾向を持っているでしょ? 持っていないと言い張る人は、聖人君子か? とは言わないけど、でも恋愛って、きれいごとだけじゃなく、ソリッドな側面も併せ持っているからね。そしてそれは、男女ともに持っている恋愛の現実だから、書いてみました。

いかがでしょうか。

彼があなたに告白するのをあきらめたと知ったら、哀しい気分になる女子もいると思います。わたしは彼のことが好きで、彼からの告白を待っていたのに、と思って。

それ、じつは彼も同じ気持ちなんですよね。彼もじつは、あなたからの告白を待っていました。でも、あなたから告白してこないから、彼は「俺から告白せな」と思ったまでです。

誰かのことを好きなときって、気持ちが上がったり下がったり不安定になりますよね。だから、相手のことをあきらめることがあっても、それはかまわない。

でも、あきらめても「あきらめない」気持ちも、心の片隅に持っておいた方がいいです。風の吹き回しが、いつなんどき変わるかなんて、誰にもわからないから。

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

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