1. トップ
  2. 恋愛
  3. 自動車保険の弁護士費用特約の相場はいくら?いる・いらないの判断ポイントもご紹介

自動車保険の弁護士費用特約の相場はいくら?いる・いらないの判断ポイントもご紹介

  • 2019.3.8
  • 4935 views

自動車事故が発生した際、事故相手がいる場合は、事故状況や事故原因をはじめ、相手との示談交渉がきっかけで大きなトラブルになってしまう場合があります。

そのため、交通事故を円滑に解決してもらうために、法律の専門家である弁護士へ対応を依頼することで、自動車事故にかかる法的措置や示談交渉などをまとめてもらうこともあると思います。

本記事では、このような場合に利用される弁護士特約について紹介をしていきます。

弁護士費用特約とは?

弁護士費用特約の保険金は、支払金額に上限が設けられておりますが、この金額は、ほとんどの保険会社で同じ金額になっています。

ただし、適用範囲や依頼することができる専門家に若干の違いがある場合も見受けられているため、特約に加入する前に事前確認しておくことが大切です。

弁護士費用特約の相場は?

仮に、もらい事故の被害者になってしまった場合、保険会社は弁護士法に抵触するといった理由から示談交渉ができないことになっており、事故相手とご自身が交渉を行わなくてはなりません。

ただし、もらい事故の被害者になってしまった場合、弁護士費用特約に加入していることで、弁護士を含めた専門家に各種手続きを委任することができ、その報酬などが補償されます。

弁護士費用特約の使い方

自動車保険に加入している方の68.7%が弁護士費用特約に加入していることから、ニーズの高さがわかります。

なお、弁護士費用特約の利用率は、多くの保険会社や損害保険料率算出機構の自動車保険統計データに記載されておりませんが、概ね0.05%程度で推移しているようです。

弁護士費用特約の必要性と、いる・いらないの判断ポイントは?

一般に、自動車事故の経験というものは、数が多いものではなく、優良ドライバーであれば、交通事故を起こしたことや警察のお世話になるといったこともないと思われます。

そのため、優良ドライバーの方をはじめ、事故による示談交渉や訴訟を避けたいと考えている方にとってみますと、弁護士費用特約は必要な補償であると判断します。

逆に、交通事故に対する対応に長けている方であれば、弁護士費用特約が不要と考えることができるでしょう。

弁護士費用特約が使えないと言われた場合の対処も知っておこう

弁護士費用特約は、保険会社から承認を得なければ使えないことをお伝えしましたが、交通事故が起こった場合は、これらを含めて、弁護士へ相談されてみることが望ましいでしょう。

通常、弁護士に対して相談をする場合は、相談報酬が発生したり、実際に委任する場合は、着手金なども発生します。

とはいえ、初回の相談報酬や着手金が無料の弁護士もいることを考慮しますと、まずは、専門家に相談することが、早く有利に解決する近道です。

弁護士費用特約を使えるのに使わせない現状も

弁護士費用特約は、保険会社から承認を得なければ使えないということは、本来、弁護士特約を使える案件であるのにも関わらず、あえて使わせない現状があることも知っておく必要があります。

弁護士費用特約を使われることは、保険会社が、保険金を支払わなければならないため、使わせたくない理由も当然にわかります。

とはいえ、特約が使えないのであれば、直接弁護士へ相談して、有利に事を進めてもらう考えを持つことは極めて重要です。

自動車保険の弁護士費用特約:まとめ

自動車保険の弁護士費用特約は、年間あたり、概ね、1,500円から3,000円程度の相場となっておりますが、補償内容を考慮すると加入しておきたい補償と言えます。

仮に、事故が発生したことによって、弁護士費用特約が使えなかった場合は、保険会社や保険代理店の担当者に示談交渉を任せるよりも弁護士へ相談された方が得策です。

それは、慰謝料や逸失利益のほか、法律の専門家だからこそ対応できる知見、経験、見解があると考えられるからです。

元記事で読む
の記事をもっとみる