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CELINE エディ・スリマンの2シーズンめはクラシカルなレディ。

  • 2019.3.4
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CELINE エディ・スリマンの2シーズンめはクラシカルなレディ。
2019.03.04 13:15
昨シーズンのセンシュアルなミニドレスから一転、今回はクラシカルなムードの女性像を披露した。ロゴを飾ったスカーフやサイハイブーツは大ヒット確実。

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ピカピカと光るミラーボックスがランウェイの上から降りてきて、中からモデルが登場し歩き始める。奇抜な演出はすでにSNSで世界中に拡散されている。これもエディ・スリマンの戦略の1つだろう。

        

驚くのはこれだけではない。モデルたちはみなブルジョワのパリジャン姿で、1970年代から1980年代の雰囲気を纏っていたのだ。ファーストルックは膝丈のプリーツスカートにホワイトのシルクシャツ。首もとにはセリーヌ(CELINE)のオリジナルロゴプリントのスカーフ、ホースビットのベルトを巻いている。それは若々しさやユースカルチャーをなぞらえるものではなく、エレガントでクラシックなスタイルだった。


豊富なキュロット、そしてシルクのレディライクなドレスも膝まで隠れるセミロング。足もとはブーツを合わせて肌を見せないスタイルだ。それはスキニーデニムにサイハイブーツの組み合わせにも言える。

        

 パリで育ったエディがミドル&アッパークラスのパリジャンスタイルから着想を得るのは不思議ではない。ブランドの歴史や特徴を捉えつつ、モダンにアップデートしていく技術は、カントリーツイードやチェックのクラッシーなグラニースタイルで特に目立っていた。ショートボンバーやシャイニーなジャケットで新鮮に見せたり、乗馬スタイルのブーツにヒールをプラスしてスタイリッシュな仕上げも。

        

 小物にも注目を。アバターサングラス、オールドスクールなセリーヌロゴをあしらったショルダーバッグにスカーフ、ホースビットベルトなど、今すぐにゲットしたいアイテムばかりだった。

Photos: GORUNWAY Text: Aya Tsuchii

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