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男に「結婚しよう」と言わせる女、「結婚したい」と思わせる女の特徴とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.30】

  • 2019.3.2
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「これまで恋愛経験はあるけど、一度も『結婚しよう』と言われたことがない」

……なんて悩んでいる女性がいるかと思えば、付き合うと必ず相手から「結婚しよう」と言わせる女性も世の中には存在する。

同じように年を重ねてきても、まだ結婚を一度も経験していない女性もいるというのに、何度も結婚している女性がいるのは、結婚を望む女性からしたらどうも腑に落ちないはず。

しか~し、男には「この女性となら結婚を考える」「この女性となら結婚を考えない」事情がちゃんとあるもの。

前回の記事では「付き合っても結婚する気がない男の特徴」についてお話したが、

今回は逆に「男に『結婚しよう』と思わせる女の特徴」をお話しよう。

「付き合うだけならアリでも結婚はちょっと……」と男から敬遠されないために……

男に「結婚したい」と言わせる女には“自立心やサバイバル力がある!”

・「確かに若いときには『私、あなたがいないと何もできないの』って感じのほっとけないタイプの女が好きだった。でも、男にチヤホヤされてきた女って人に頼るばっかで自立心や向上心がないんだよね。そんな女にとても家庭なんて任せられない。結婚は山あり谷ありなんだから、逞しさが必要!!」(42歳男性/建設・土木)

・「僕の仕事がいくら忙しくても、休日に会えなくても『デートしてくれない』『ちっとも構ってくれない』なんて不満をぶつけてくるような相手とは結婚できません。依存されて自分の時間がなくなるとか無理。自分のやりたいことや自分の楽しみを持っている女性となら結婚しようと思える」(36歳男性/情報・IT)

――「コイツ俺がついてないとヤバイんじゃね」という男の庇護欲はもはや減少傾向にある。

近年の社会的背景や男性側の年収事情から「一生俺が食わせてやる」なんていえる状況じゃなくなったからね。

イマドキの男性がなかなか結婚したがらないのは「俺に依存されたら困る」から。“自分のやるべきことをきちんと持っている女性”なら負担にならないってもん。

「男がいないと何もできない女性」を結婚相手に選ぶ時代じゃないんだよ。

ハッキリいって無能な女性と結婚したら正直お荷物ってこと。

結婚生活においては自分に何かあった時や困った時に頼れる、サバイバル力のある女性のほうがありがたいの。

もはや、結婚しなくとも何ら不自由しない世の中なんだから、「自分に得るもの」がなければ男は結婚なんてしないのよ。

男に「結婚したい」と言わせる女には“周囲の人間とうまくやってゆける力がある!”

・「恋愛なら二人だけの問題で済むけど、結婚は他の人間も関わってくるからね。いくら可愛くても常識のない女性じゃ親や友達には紹介できない。結婚したら親戚付き合いはもちろん、自分の職場の同僚や上司、さらにその奥さんとも仲良くやってもらわなきゃ。周囲の空気を読める臨機応変な女性なら安心」(41歳男性/事務系専門職)

・「男が結婚するのは“外に出しても恥ずかしくない女性”です。それは、人に自慢できる美貌とか能力を兼ね備えているとかでなく、周りの人間とうまくやってゆける人かどうかってこと。男は『彼女、気が利くね』『いい彼女だね』と人に言われた時に結婚を意識するよ。実際、自分も一目置いている上司から彼女を認めてもらって結婚を決心した口なんで」(39歳男性/教育関連)

――男が交際相手と結婚相手を線引するのは「表に出せるか出せないか」の違いである。

自分の親に紹介できるか、公の場に連れて行っても恥ずかしくないか……が大事。

男が結婚に求めるものは間違いなく刺激でなく平穏な生活。

親や友達に『あんな女とは考え直したほうがいいって!』なんて大反対されても駆け落ちする度胸のある男などいない。

リスクを減らすためにも男の結婚には周囲の査定が影響するのだ。

「彼女、美人だね~」と周りに賛美を受ける女ではなく、結婚するなら俺に恥をかかせない女なのよ。

あなたの周りの「その場の雰囲気に合わせられる女性」や「人と揉めそうにない柔和な女性」たちは早々と結婚しているハズ。

男性は女性よりも保守的で“世間体”を気にするものだということを覚えておいてほしい。

あなたが結婚相手の男性に経済力を求めるように、男たちは妻に対して、恋愛では求めない「社会的体裁」を要求するのだ。

男に「結婚したい」と言わせる女には“自分の日常がそこにあるから”“いつでもそこに帰りたいと思わせる力があるから”

・「交際していた彼女は平日に1回仕事帰りにデートして、週末になると俺の部屋に泊まりに来ていた。そんな彼女の親が事故で入院することになってしばらく帰郷することに……。最初のうちは彼女のいない週末や休日を満喫できるなんて思ってた。自分の好きなDVDシリーズを借りてきて朝まで観たり、ジャンクフードやラーメンの食べ歩きなんてやってたけど物足りないし虚しい。もうすっかり、彼女は自分のライフスタイルになっているんだと思い知らされた。彼女のいない生活は考えられないからとプロポーズしました」(37歳男性/自動車関連)

――当たり前となっているものが崩れると男は焦りだす。

男というのは新しいオモチャに興味を持つが飽きるのも早い。たとえば他の女に目移りしたとしても、最終的に慣れ親しんだ彼女の元にちゃっかり帰ってくる。

自分が振ったくせして復縁を迫る男も珍しくない。結局は自分にとって居心地がいい場所へ戻りたくなってしまうのだ。

いくらお酒を飲んで泥酔しても、ちゃんと家に帰ってくるという「帰巣本能」みたいなもの。

男の「またそこに帰りたい」という「帰巣本能」を刺激できれば、結婚を意識させることも可能。

ただし、それは今まで二人で過ごした心地よい時間がものをいう。

日頃から「コレ、美味いよね」、「コレ、楽しいね」と一緒に感動をシェアしてきていれば、日常において喜怒哀楽をちゃんと分かち合ってきていれば、彼は急に一人になったときに必ずあなたのありがたみをヒシヒシと感じるはず。

いつも彼と休日を過ごしていたり、頻繁にお家デートをしているなら「ちょっと彼から離れてみる」「距離を置いてみる」のも手よ。

「いつものものがない」「いつもと違う」と途方に暮れるのが男ってもの。

もし、あなたが付き合ってる彼に結婚を考えてもらえないのは彼の生活に溶け込んでないからかもしれない。なら、そこに入り込むことよ。

男は自分のライフスタイルに彼女がはいりこんだとき、意識しだすのだから。

【男は“結婚”がしたいのではなく、“結婚したいと思える女に出会ったとき”に結婚を決める】

男はもともと結婚願望を抱いているわけではない。

女と違ってタイムリミットのない男にとっては「自分が結婚したいと思えた時にすればいい」からね。

男の結婚願望はあとから付いてくる。

よほどのことがない限り先に結婚願望があって結婚相手を探すというのは稀。

男が「結婚したい」となるのは、人生を共にしたいと思える女と出会ってから初めて生まれもの。

相手に“結婚を望む理由があれば男は結婚するの。

一人でいても不便じゃないこの時代……“結婚の価値は低下している。

でも、男はあなたに価値を見出したら結婚するんだから!

(恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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