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日本初スタバの高級旗艦店を公開 1杯1200円のこだわりコーヒーも

  • 2019.2.27
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スターバックス コーヒー ジャパンは、日本初となるコーヒー焙煎施設併設型店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」(東京・中目黒)を28日の開店に先駆けて関係者に公開した。同業態での出店はシアトル、上海、ミラノ、ニューヨークに続いて5店舗目。「圧倒的でのめり込むような最高のコーヒー体験」をコンセプトに、100種類以上のコーヒーやティー、パンといった飲食に加え、限定グッズなどもそろえる。

店舗は4階建て、延床面積2966平方メートル。目黒川の桜並木に着想した、明るい木材とガラスを組み合わせた現代的なデザインで、外観は建築家の隈研吾が手掛けた。ケビン・ジョンソン(Kevin Johnson)スターバックス コーヒー カンパニーCEOは「日本は北米以外で『スターバックス』が初めて進出した特別なマーケットで、23年にわたりお客さまと良好な関係を築いてきたため」と出店理由を述べ、「店舗の隅々まで職人技を行き渡らせた。コーヒーを五感で感じられるプレミアム・エクスペリエンスを提供する」と語った。

店に入ると、天井までを貫く高さ17メートルのカッパーキャスク(豆を貯蔵するタンク)が目を引く。その周囲ではさまざまな専用設備が稼働し、コーヒーが焙煎され、袋詰めされるまでの工程を眺めたり、香りを楽しんだりできるのが最大の特徴。1階のメインバーでは、ウイスキー樽で熟成させたコーヒー豆から抽出した“バレルエイジド コールドブリュー”(1200円)や、フォームとコーヒーが2層になり、シナモンをアクセントにした“アイス マキアート コン クレマ”(850円)などのコーヒーとともに、イタリアンベーカリー「プリンチ」のピザやサラダなどを楽しめる。

また同店舗は、「コーヒーや紅茶を使ったさまざまな飲料を開発する『イノベーションセンター』としての役割を果たす」(ケビンCEO)。2階のティーバー「ティーベナ(TEAVENA)」では、世界中のスターバックス店舗で最も多くの種類の茶葉をとりそろえ、ジャスミンティーとさくらアリュールティーを合わせてアイスキャンディーを添えた“ポップンティー さくら ジャスミン”(950円)やロイヤルミルクティーに窒素ガスを加えることでなめらかな味わいと口当たりを実現した“ナイトロ ミルクティー”(900円)などさまざまなティービバレッジやデザートを提供する。

3階の「アリビアーモ(ARRIVIAMO)」は日本のスターバックス店舗では初となる本格的なバーフロアとなる。エスプレッソとマティーニ、生チョコレートを組み合わせたカクテル“中目黒 エスプレッソ マティーニ”(2000円)や日本酒の“獺祭”と焼酎、ボンタンのフレーバーのカクテルに桜の花びらを浮かべ、最後にコーヒーのミストで香り付けした“スプリングシャワー”(同)などユニークなクラフトカクテルをそろえる。

4階はさまざまな人や価値観がつながりあうことを願い「AMU(編む) インスピレーションラウンジ」と名付けたコミュニケーションスペースとなっており、今後はコーヒーにまつわるワークショップやイベントで活用する。

また、カッパー色で仕上げた「バルミューダ(BALMUDA)」の限定ケトル(1万6900円)や「スターバックス リザーブ」のロゴを入れたコーヒーメーカー「カリタ(KALITA)」のグラインダー(5万5000円)など、ここでしか手に入らない限定グッズやコラボアイテムも用意する。

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