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『婚活における肉体関係禁止のルールを破ってしまった女性のその後とは⁉』婚活アドバイザー、植草美幸(第29回)

  • 2019.2.27
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やっぱり気になるカラダの関係

こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。


平均2~3年の交際期間を経て、ゆっくりお互いを知る自由恋愛とは対照的に、短い期間で相手を選び、相手から選ばれなければならない婚活においては、相手に求めるものの優先順位を決めなければ、なかなかスムーズに進みません。優先順位の筆頭にカラダの相性を求めるならば、たくさんの男性と関係を結ぶ必要があるでしょう。でも、人柄や経済力の方が大切だと思っているのならば、結婚相談所の「交際中は肉体関係禁止」のルールを守った方が女性は絶対に幸せな結婚ができると、私は確信しています。

でも、これだけ強くアドバイスをしても、マリーミーでも肉体関係禁止のルールを破ってしまう人が年に1人くらいは出てきてしまうの。今回は、このルールを破ってしまった女性のお話をご紹介します。

CASE
女性35歳・会社員 ♡ 男性43歳・会社経営


7人の男性とお見合いをして、内2人と交際に発展したこの女性。その後、会社経営のこの男性と真剣交際に入り、順調に婚活を進めていました。これまでは仕事帰りの食事デートがほとんどだったようですが、真剣交際に入ると男性が急速に距離を縮めてきたといいます。

ある日「美味しい餃子をもらったから」と突然、自宅まで押しかけてきたり、連休を前に旅行に誘われたり。女性は嬉しくもあるけれど、急な展開にどう対応していいか困っていたよう。

そんなとき、女性から「男性と連絡が取れなくなった」という報告が。初めのうちは肉体関係を否定していたけれど、これまでの態度とどこか違う女性が嘘をついていることは明白。問いただすと白状して事の流れを話出しました。

旅行はアリでも2泊はナシ


2泊3日の温泉旅行に誘われて行き、体の関係を求められて1泊目は断ったけれど、2泊目は嫌われるのが怖くて応えてしまったこと。そして、その後に連絡が全く取れなくなってしまったこと。

この時点でも女性は男性に好意を持っていたので、婚活アドバイザーとしては結婚の話をまとめるべく「肉体関係禁止のルールを破ったということは、成婚退会ということでよろしいですか」と男性側に詰め寄りました。しかし、男性からの答えはNO。「ごめんなさい。その気はありませんでした」と謝罪を受け、ルールを破ったということで二人とも退会となってしまったのです。

いい大人ですし、婚活恋愛中に旅行を楽しむこともあるでしょう。でも、二人の距離が縮まるのはいいけれど、それが体の関係が目的なら話は別。1泊ではなく、2泊というところも男性は確信犯だったと思うわ。

結婚したいからこそ、自分を安く売らない


会費を支払って結婚相談所に入会し、結婚する気持ちがある男性でも性欲に目がくらむことがあるのだから、ルールがないセルフ婚活や自由恋愛では肉体関係について女性はもっと慎重にならなければいけません。

男性は簡単に手に入ったものは簡単に手放してしまうもの。逆に女性は一度、体の関係を結ぶと情が湧いてしまうことが往々にしてあります。情が入ってしまうと片目をつぶって男性を見ているようなもので、結婚相手としてふさわしいか、ふさわしくないか正しい判断ができなくなってしまうの。だから、女性にとって婚活中の婚前交渉は、百害あって一利なしと言っても過言ではないのです。

もし、婚前に肉体関係を結びたいなら『結婚しましょう』と聞いてみてください。遊びが目的の男性なら逃げ出すだろうし、『結婚しよう』と答えてくれた男性とその後に別れがあっても、少しは納得することができるでしょう。する気がないのに「結婚しよう」と言えちゃう男性は、もちろん論外よ。

この女性は退会後、再度マリーミーに入会。お金も時間もかかって遠回りしてしまったけれど、今は肉体関係禁止のルールを守って婚活に励んでいます。成婚まで至ったら、またご報告しますね。


*個人情報保護のため、一部アレンジしています。

 -PROFILE-【植草美幸】婚活アドバイザー/結婚...
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