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【香港】飲茶を食べながら広東オペラ! 話題の新施設を大解剖。

  • 2019.2.27
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現代美術館の「M+」をはじめとするさまざまな文化施設の開設が予定されており、香港の文化とアートの中心地として進化する西九文化区。2019年1月には、広東オペラなど、パフォーマンスアートの舞台が入った施設「Xiqu Centre(シーチュー・センター)」がオープン。旅行客には敷居が高かった広東オペラを、気軽に楽しむことができるようになった。

迫力あるシーチュー・センターの外観。地下鉄MTRオースティン駅の目の前にあり、香港と中国・広州を結ぶ高速鉄道駅からもすぐ。

香港の新ランドマークとなる荘厳な建築。

気の流れをイメージしてデザインされたというシーチュー・センター。ステージの段幕のような入口から中へと入ると、高さ約30mの吹き抜けの壮大なアトリウムが広がる。

アトリウムには、昔ながらの広東オペラの仮設劇場を再現。

1000席を超えるグランドシアター、約200席のティーハウスシアター、セミナールームのほか、飲茶レストランや中国茶ショップ、広東オペラや香港にまつわる雑貨をセレクトした店なども設置。

グランドシアターは、どこの席からも舞台がよく見えるように工夫された設計。

大ベテラン女優が競演した、こけら落とし。

広東オペラの本格的なパフォーマンスが見られるのは、グランドシアター。1月20日には、こけら落としで『The Reincarnation of Red Plum(再世紅梅記)』が上演された。往年の銀幕大女優で、広東オペラの男役としても長いキャリアを持つコニー・チャンが、70代とは思えない若々しさで主役の美男子を熱演。恋愛、ファンタジー、アクション、政治など、さまざまなエッセンスが組み込まれたストーリーを3時間にわたって繰り広げ、軽妙かつ華やかな演出で満場の観客を楽しませた。

左が男役のコニー・チャン、右の相手役ムイ・スーシ―も1960年代から広東オペラで活躍する大ベテラン。初々しいカップルを見事に演じた。

次々と切り替わる舞台装置や豪華絢爛な舞台衣装、歌舞伎との共通点も感じさせる隈取り風メイクなど、見どころたっぷり。

飲茶を食べながら、広東オペラ鑑賞。

広東オペラ初心者にオススメなのが、ティーハウスシアター。有名な題目のダイジェストや新進アーティストのパフォーマンスなどを90分ほどで上演する。点心と中国茶付きで鑑賞できるのがうれしいところ。約200席というこぢんまりとした空間なので、各演者の私物である豪華な衣装も間近に見ることができて迫力満点。

間近で演者が見られるティーハウスシアター。

古代中国での皇帝や神様への奉納芝居を意識した作りになっている。

英語の台詞や歌詞は、両シアターともに字幕翻訳が表示されるので、ストーリーも理解しやすい。シーチュー・センターの全貌については、約1時間にわたる館内の見学ツアー(英語)が週3回催行されている。上演スケジュールやチケット購入はウェブサイトで確認しよう。

館内には、注目スイーツ店もオープン。

さらに甘いもの好きにもうれしいのが、シーチュー・センター内にオープンした中国スイーツ店「Go Cakes(ゴー・ケークス)」。クリエイティブなスイーツを作ることで有名な女性シェフ、マーガレット・シューによる注目の店だ。彼女が自宅の農園で育てたオーガニック食材を中心に甘さを控えて作った、和菓子を思わせる麗しい見た目のスイーツを提供する。香港の原住民族である客家の伝統菓子をモダンに仕上げたものにも注目だ。

抹茶と小豆、蓮の実餡と桃ジャムやカスタードなどの自家製スィーツ。28香港ドル~36香港ドル。

Xiqu Centreシーチュー・センター88 Austin Road West, Tsim Sha Tsui, Kowloontel:852・2200・0022営)10時~22時30分無休www.westkowloon.hk/en/xiqu-centre※英語ガイドツアー(週3回)は100香港ドルで、火曜14時30分~、土曜17時~、日曜11時30分~催行。※チケットはウェブサイトより購入可能

※1香港ドル=約14円(2019年2月現在)

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