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早起きできない人必見! 理由は「低血圧」ではなく「自律神経の乱れ」にアリ!

  • 2019.2.26
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ベッドで眠そうにしている女性の画像

■「朝が弱い」の本当の理由

あくびをする女性の画像

1月13日の「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)では、「勘違いだらけの俗説5連発」と題した企画を放送。俗説の1つとして「『低血圧だから朝が弱い』は…、通用しない!」がピックアップされ、その理由について東京銀座クリニックの知久正明先生が詳細を教えてくれました。

知久先生はまず、「朝起きられない原因は、低血圧ではなく“自律神経の乱れ”であることが多い」とコメント。人の脳は起きているときに活性化し、眠っているときにはリラックス状態に変化します。健康な状態であれば問題ありませんが、自律神経が乱れていると“脳の切り替え”がスムーズにいかないことも。結果として“脳の起床”ができず、「朝が弱く」なってしまいます。

では、なぜ「低血圧=朝が弱い」というイメージが広まったのでしょうか。知久先生は「自律神経が引き起こす症状の多さ」を指摘し、代表的な症状として「疲労感」「頭痛」「睡眠異常」「吐き気」「肩こり」「多汗」「低血圧」「動悸」「手足のしびれ」などを挙げています。

これらの症状のうち「睡眠異常」と「低血圧」が“短絡的に”紐づけられ、「低血圧だと早起きできない」という“誤解”が広まったとのことです。

■自律神経が乱れるNG行為

夜更かしをする女性の画像

「朝が弱い」を克服するためには、自律神経の乱れを改善することがポイントとなります。知久先生によると、そもそも自律神経が乱れる原因は“不規則な生活習慣”にあるそう。例えば栄養バランスの崩れた食事や日ごろの運動不足、夜ふかしなどが悪影響をもたらします。

番組では最後にまとめとして、寝坊したときの“正しい言い訳”を紹介。「今何時だと思ってるの?」と聞かれた際には、「生活が不規則だから自律神経が乱れていて、どうしても朝が弱いのよ…」と答えましょう。このVTRを見たモデルの池田美優さんは、「正解がこれってことね!」と思わず笑ってしまいました。

“朝が弱い理由”を誤解していた人は多かったようで、ネット上には「これまでの人生、寝坊の言い訳はすべて“低血圧”で押し通してたわ…」「自律神経の乱れって、意外に怖い事実だね」「これからは“正しい言い訳”をしていこう! でも、友だちからウザがられるかな…(笑)」といったコメントが上がっています。

朝が弱いとお悩みの人は、 “生活習慣の見直し”から始めてみてくださいね。

文/プリマ・ドンナ

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