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壁掛けテレビの配線を隠す方法まとめ!テレビのケーブルはすっきり隠そう

  • 2019.2.25
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壁掛けテレビの配線を隠す方法を大特集!

昨今では液晶テレビより薄い有機ELテレビも登場し、テレビを壁掛けにしてみたいと思う方も増えてきているのではないでしょうか?

ですが、気になるのは電源コードや拡張コードなどの配線。すっきりと美しい配線をするにはどうすればいいのでしょうか。

そこで今回は、壁掛けテレビの配線を隠す方法についてまとめました。

壁掛けテレビの配線を隠す方法

①壁掛けテレビ裏にコンセントとアンテナ端子を設置

これからお家を建てる方や、リフォームしてTVを壁掛けにしようと考えているなら、あらかじめテレビを設置したい場所にコンセントとアンテナ端子を取り付けておくのがおすすめです。

こうしておけば配線を長く取る必要がないので、TV裏にケーブルをコンパクトに隠すことができますよ。

壁掛けテレビ用のコンセントは後からでも増設可能!

建ててしまった後でも、電気工事の業者さんにお願いすれば壁掛けテレビのためのコンセントの増設は可能。

電気配線から新たな分岐を作り、コンセントを増設することになります。

作業時間は約一時間半ほどで、費用は12,000円ほどが相場のようです。

ただし、天井裏に配線を通す必要がある場合や、クロスの張り替えなどが必要な場合は別途費用がかかるというのが注意点です。

DIYでも壁掛けテレビ用のコンセントは増やせる?

DIY派にはもう一つ注意点が!

屋内の電気工事には、第二種電気工事士の資格が必要になります。

資格のない方や、資格を持っていても普段から配線などの業務に携わっていないという方が作業した場合、漏電を起こす危険があります。

壁掛けテレビのためのコンセントを増設するには、DIYではなく必ずプロにお任せしましょう。

賃貸でも壁掛けテレビのためのコンセントは増やせる?

賃貸マンションなどは壁に穴をあけて別の場所にコンセントを増やすのはできないと思われるかもしれません。

ですが、不動産屋さんや大家さんに許可をもらえば増設できる可能性があります。

テレビを壁掛けにしたいという人は、まずは相談してみましょう。

②配線モールで壁掛けテレビの配線を目隠し

最も一般的な配線の隠し方が、こちらの配線モールを使った目隠し。壁掛けテレビ以外の配線でもよく見る方法ですよね。

配線モールはホームセンターなどでも取り扱いがあり、カラーバリエーションも豊富なので、テレビを壁掛けにする壁の色に合わせて目立たないものを選ぶと良いですよ。

壁掛けテレビのためのモールは設置の仕方も選べる

壁掛けテレビの配線を隠すためのモールの固定は、「ねじ止め」「ホチキス止め」「両面テープ止め」などの方法があり、お家の事情によって固定の仕方を選ぶことができます。

ホチキス止めや両面テープ止めなら、壁に穴があかずに原状回復もできるので賃貸でも安心ですね。

③家具で壁掛けテレビの配線を隠す

テレビを壁掛けにしても、あえてテレビボードを置いて壁掛けテレビの配線を隠すという隠し方もあります。

テレビボードがあると、配線の他にもDVDデッキやゲーム機などを収納しておけるので意外と便利。

テレビが壁掛けだとテレビボードの上もすっきりしているので、ディスプレイなども楽しめますよ。

すっきり見せるコツ

壁掛けテレビの配線をすっきり見せるコツは、壁掛けテレビとコンセントの位置をなるべく近くしてコードをまっすぐにすることです。

こちらのお家の配線は目隠ししていませんが、壁掛けテレビからまっすぐに配線が伸びているためすっきりとした印象がありますね。

賃貸マンションなど、壁に穴をあけたくない場合

ディアウォールDIYで配線整理する方法

賃貸など壁に穴をあけられない場合は、ディアウォールを使ってみましょう。

柱を2本立てて、壁掛けテレビ用の金具を背面に取り付けたテレビを柱に取り付けると、壁を傷つけることなくテレビを壁掛けにすることができます。

テレビを壁掛けにしたら、テレビの下に板壁を作ると配線をさりげなく隠すことができます。

こちらのお家では壁掛けテレビの上にも板壁を作ってディスプレイコーナーとして使っているので、よりおしゃれに見えますね。

壁を作って壁掛けテレビの配線整理する方法

もう少し本格的に、DIYで壁掛けテレビにしたいという方にはこちらの方法がおすすめ。

ディアウォールで作った柱の間にベニヤ板を張り付けて、壁掛けテレビ用の壁を作ります。

ベニヤ板で作った壁には、壁掛けにしたテレビの配線を通せるように穴をあけます。

穴をあけた後は、ベニヤ板をリメイクシートや壁紙などで覆っていきます。

テレビの後ろに壁掛け用の金具を取り付けていきます。

壁掛けテレビ用の金具は、家電量販店や通販で購入することができますよ。

テレビを壁に取り付けて配線を穴から後ろに通したら、壁掛けテレビの完成!

板壁のおかげで配線がみえないので、すっきりとした印象ですね。

壁穴を通してテレビの配線を隠す方法

板壁での壁掛けテレビDIYを利用すると、お家の壁に穴をあけてその中に配線を通すことにも応用できます。

お家の壁掛けテレビの裏とコンセントのそばに2か所の穴をあける必要がありますが、DIYでも施工が可能です。

費用を抑えて壁掛けテレビの配線を隠したいという方におすすめの方法ですよ。

DVDレコーダーのHDMIケーブルもまとめてすっきり

①壁掛けテレビの裏に収納を作って配線を隠す

こちらのお家では、壁掛けテレビを設置した壁の裏にリビング収納があり、壁を通して壁掛けテレビの配線を隠せるようになっています。

DVDレコーダーの設置スペースもあらかじめ用意されているので、こちらの配線も隠してすっきりとしたテレビ周りが実現できますね。

②壁に穴をあけて配線を整理

壁掛けテレビの配線と一緒に、HDMIケーブルも一緒に壁の中を通すとすっきり。

DVDレコーダーやゲーム機を置く収納の位置にも穴をあけてケーブルを通してあげれば、すっきりと使いやすい壁掛けテレビになります。

③配線モールで目隠し

壁掛けテレビとレコーダーの間のHDMIケーブルも、配線モールを使えば目隠し可能。

壁掛けテレビの配線と一緒に目隠しをするのなら、幅広の配線モールを用意すると一本ですべてのケーブルを集約できますよ。

壁掛けテレビの配線整理で注意するポイント

①電気工事はプロに頼む

DIYでもできる壁掛けテレビの配線ですが、できればプロにお任せするのがおすすめ。

特に、コンセントの増設や壁裏・天井裏の配線は、素人がやると漏電の危険性も高まります。

火災などを防ぐためにも電気工事はプロにお任せしましょう。

②壁掛けテレビの位置は事前に確認を

新築・リフォームなどでコンセントや端子を施工する場合や、配線用の穴を壁にあけるときは、あらかじめ施工業者と一緒に取り付け位置を確認しましょう。

確認を怠ったまま作業をしてしまうと、いざ壁掛けテレビを取り付けた際に配線が隠れなかったり、コードの長さが足りないなどの不具合が発生してしまいます。

配線を隠した壁掛けテレビの実例

ケーブルを長押に這わせてさりげなく隠した壁掛けテレビ

ガラス扉の前に、ディアウォールの柱で壁掛けにしたテレビを設置。

配線はテレビの上にある長押を利用してさりげなく隠しています。レトロな古民家が壁掛けテレビでモダンに。

白いコードを壁に這わせた壁掛けテレビ

少し小ぶりの液晶テレビを壁掛けにしたリビングです。

よく見ると、テレビから出た白いコードが壁を伝っているのがわかります。

コンセントの部分には収納棚を設けて、ディスプレイアイテムでさりげなく目隠ししていますよ。

隣の部屋に配線を隠した壁掛けテレビ

板壁に掛けられたテレビは配線が見えずにすっきり。

横から見ると、隣の部屋の壁の中に配線が隠れる仕組みになっています。

壁の中にはDVDプレーヤー用の収納棚も作られていますよ。

フェイクグリーンでコードを隠した壁掛けテレビ

壁掛けテレビの上にウォールシェルフを取り付け、DVDレコーダーを収納しています。

シェルフからはフェイクグリーンを垂らしているのですが、実はこのネックレスのようなフェイクグリーンが、HDMIケーブルをさりげなく隠してくれています。

なかなかユニークな隠し方ですね。

有機ELテレビをすっきりとした壁掛けテレビに

液晶テレビよりも薄型の有機ELテレビ。

こちらのお家も壁にあらかじめ穴をあけて、配線を隠せるように工夫していますね。

造作のテレビボードには、DVDレコーダーやゲーム機をすっきりと収めることができます。

おしゃれな壁掛けテレビは配線処理も美しく

壁掛けテレビの配線を隠す方法はいかがでしたか?

新築やリフォームをお考えの方は、設計段階から壁掛けテレビ用のコンセントと端子を作ると美しい配線処理ができますよ。

賃貸住まいやDIY派の方も、ディアウォールなどの柱を用意すれば壁掛けテレビを実現することは十分可能。

その際は、こちらを参考に配線を上手に隠して、すっきりとした壁掛けテレビを作ってみてくださいね。

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