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賃貸でもできる!今すぐやるべき、お部屋のすきま風対策とは?

  • 2019.2.25
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室内にいるのに、どこからともなく吹いてくる風。ドアや窓からの『すきま風』に困っていませんか?

外気が極端に冷え込んでくる季節になると気になるのが、すきま風。鉄筋コンクリート造りの家でも寒いですが、すきま風が発生しやすい木造のお部屋だともっと寒いのではないかと思います。窓側で寝ていると冷気で寒くて眠れない、という方もいるのではないでしょうか?

だからと言って、我慢はよくありません。100均グッズなどを使えば、すぐにできる対策はいろいろあります。しかも、すべて賃貸物件でもOKなものばかりなんです。今すぐすきま風対策を施して、暖かいお部屋を手に入れましょう!

100円ショップでも手に入る、すきま風対策グッズ

すきま風対策グッズでオススメなものは、大きく分けて3つあります。

①隙間テープ

スポンジ状になっていて、片面が粘着性のある太い渦巻き型のテープを見たことがありませんか?こちらが隙間テープ。窓が開閉する部分のサイズを測ってはめ込むだけで、外からの空気を遮断することが可能に。貼る前には、しっかりサッシ部分などを掃除しておくと、取れにくく、効果も出やすくなります。

隙間テープはホームセンターなどでも売っていますが、室内の窓すべての分を買ってしまうと、費用もかさみます。100均でも売っているので、ぜひ見てみてください。

●賃貸物件ワンポイントアドバイス!

窓に直接、隙間テープを貼ると、はがす際に跡が残ってしまう可能性があります。賃貸物件にお住まいで剥がした跡が気になる場合には、先にマスキングテープを貼って、その上から隙間テープを貼ると安心です。

②断熱シート

断熱シートは様々な種類のものがありますが、隙間テープとは違い、窓のガラス面に直接貼るものです。こちらもホームセンターや100均などで種類が豊富にあるので、一度チェックしてみてください。

●賃貸物件ワンポイントアドバイス!

より安価に、簡単に、窓を傷つけずに済ませたい!という方にオススメなのは、梱包材などでよく使用される、いわゆる『プチプチ』です。こちらも100均でも売っています。最近はかわいい柄のものもあるので、インテリアを意識して選ぶといいですね。

貼り付け方は、窓ガラスに霧吹きなどでスプレーしてたっぷりと水をかけた後、上からプチプチを貼っていくだけ。その際、接着部を凹凸部がある方にすることがポイント。窓ガラスとプチプチの間に空気が入り、断熱効果が高まるのです。はがれやすさが気になる際には、隙間テープでご紹介したような『マスキングテープ×両面テープ×プチプチ』の合わせ技もおすすめです。

③ドラフトストッパー

100均で売られている、室内の『ドア下』のすきま風を防ぐために使用されるアイテムです。U型のスポンジ状になっていて、ドアの幅に合わせて切り、ドアの下に通すだけ!

これだけで、玄関から流れてくる冷た~い空気がリビングなどに入り込んでくることはなくなります。近年、とても人気の商品のようです。

エコや節約にも

実は室内で温められた空気の約52%が外に出ていってしまうという調査結果もあるそう。どおりでエアコンを強風にしても、ちっとも部屋が暖まらないわけですね。

すきま風の原因箇所を突き止めて対策を行えば、エアコンをずっと稼働させずに済むため、電気代を安く抑えられ節約になります。そすれば環境に配慮することもでき、エコになりますね。

もちろん、夏はクーラーが効きやすくなります!

「どうせ暖かくなってきたらはがすんだし、たった数ヶ月のためにやるのは面倒!」という声が聞こえてきそうですが、ご安心を。今回ご紹介した対策は夏場も大活躍。日光で部屋が熱くなるのを防ぎ、かつ室内の冷えた空気を外に逃がさなくて済むんです。

早速今日から対策を!

賃貸物件に暮らしていると、設備などはなかなか自分の思い通りにならず、リフォームといった選択肢もありません。ですがちょっとした工夫とアイテムをうまく使うことによって、快適な環境は作ることができます。

毎日「寒い」「暑い」ということに気を遣う時間を減らして、より心地よい環境で生活できるようになるといいですね!

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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