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【女子のばんそうこう】押すの?合わせるの?恋人が欲しい女の振る舞い方。

  • 2019.2.24
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なんと!この「女子ばん」は今回で連載50回目となりました!これもいつも読んで下さるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。これからも地道に押しつけがましくなく、女子の傷や心の隙間にばんそうこうを貼ろうと思います。ぺたり。
というわけで今回はおたよりへの回答です。

毎回楽しみに読ませて頂いています!色々な方々からの投稿(相談)も興味深いです。
(中略)出会いがあっても、その男性がシャイだったりすると、こちらからアピールしないといけないかなという思いと、ただ単に私にそこまでの関心がないからかなという二つの気持ちの間で判断に困ることが多いのです。
正直、周りのアドバイス通り自分から追いかけて(積極的に行動して)うまくいった試しがありません。自分から声をかける、こまめにメールをする、相手の居心地のよいように気を使う…自分では重くならないように気をつけているつもりなんですが…。
世の中を見ていると、男性ってわりとわがままに、自由に振る舞う女性を好むように見えますし(ちゃんと女性も感謝を示せば)、なにも男性の都合の良いように気を使わなくても良いような気がしてる今日この頃です。
(中略)相手に合わせることも必要だと思いますが、いつの間にか合わせることばかりになって疲れると、そこまでしないと結婚(恋人を作る)てやっぱりできないものなの?と途方に暮れそうになります(^^;) (RIKA 40歳)

RIKAさんこんにちは!少し短くまとめさせて頂きましたが「自分から行動を起こさない男性のためにこちらからアプローチしたり合わせたりするのが正直しんどい」…うん、そうですよね。
RIKAさんは中略部分で「草食系」と称していらっしゃいましたが、男性が気弱なのではなく、
・時代的に「女を得るためにガツガツいく」必要を感じない
・単にこちらに関心がない
・前回のコラムの通り、女から迫りすぎると男が引く
のどれかなんだろうなと。では恋を手に入れようとしたら、待つか相手に合わせるかしないといけないのか…?
RIKAさんはちゃんと知ってますよね。「男性ってわりとわがままに、自由に振る舞う女性を好むように見えます」…まさにそれだと思います。

結局、好きに振る舞えばいいんですよ。

「従順な女は天国へ行くが、生意気な女はどこへでも行ける」…ドイツの心理学者ウーテ・エーアハルトの言葉だそうです。「良い女の子・悪い女の子」など、微妙に言い回しを変えて世の中に出回っている言葉ですが、いい言葉だなといつも思います。
我が国では「従順な女、良い女」になれ、なろうという道すじがやたら多いですが、これは結局「誰かの顔色と出方を見ましょう」みたいなこと。そういうのを軸にすることをやめればいいんだと思います。
「自分の感情のみで突っ走れ」ということではありません。「この出会いを逃したくない」と焦るのをやめるってことです。魅力的な人との出会いは「ラッキー⭐︎」と楽しめばいい。ただ女にはそれ以外にやることがいっぱいある。そっちもちゃんと味わおうぜ、と。

やりたいこと、楽しいこと、好きなことがたくさんある女は、男の一挙手一投足に振り回されづらいし、それを深追い分析するヒマがありません。自分の時間が来たらサッと切り替え。男の顔色より自分のやること優先。そのさまが「わがまま」「自由に振る舞う」に映るならそれはそれで全然かまわないと思います。「さあ、いかなる時もあなたの球をすぐ打ち返します!」とラケットを構えて彼の視界の前に立つ女よりも、「あなたの球が興味深ければ私は打つ…ただし気が向いた時だけ」くらいでどっかに行ってしまう女の方が、男性が気になるかもしれません。

好きな人はどんどんつくればいい。好意は鬱陶しくない程度に素直に示せばいい。ただ、男性を視界の隅に意識しすぎない。まして「どうしてあげたら彼がこっちへ歩きやすいのか」なんて忖度しなくていい。彼らは勝手に歩けます。来なきゃ来ないでほっときましょう。私たちには、やることがたくさんあるんですから。

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