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バイク・原付の車両保険は必要?加入の判断基準や必要性をチェック!

  • 2019.2.24
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バイクや原付きの車両保険とは、バイクや原動機付自転車が交通事故や自損事故などで損害を負った場合に、修理費用が保険金として支払われるものです。

バイクは、自動車と違って乗っている人口が少ないほか、雪の降る地域では、バイクに乗れる期間も短いため、車両保険の必要性は、お住いの地域によって差が生じるポイントとも言えます。

本記事では、バイクの車両保険に焦点をあて、必要性や加入判断について紹介していきます。

【バイクの車両保険の必要性①】バイク車両保険とは

また、バイクの車両保険に加入したからといって、すべて補償されるわけではなく、保険会社によっては、補償に縛りがある点に注意が必要です。

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バイクの車両保険で補償されない範囲に注意

バイクの車両保険で補償されない範囲は、保険会社を問わず、非常に範囲が広くなっており、特に、盗難や自然災害をはじめ、保険会社によっては、自損事故でも補償対象外になる点に注意が必要です。

そのため、バイクの車両保険に加入する必要性に疑問が生じる方も少なくないほか、次項で紹介するバイクの車両保険加入率が、それを証明しているとも言えます。

故障損害や消耗損害など、補償内容が曖昧な部分も気になるポイントです。

バイクの車両保険は加入率が極めて低い

損害保険料率算出機構が公開している2017年度自動車保険の概況によると、二輪車(バイク)における車両保険の加入率は、1.1%となっており、ほとんどの方がバイクの車両保険に加入していないことがわかります。

この理由は、バイクの車両保険が、ライダーの方々に対して十分に満足のいく補償になっていないことのほか、修理費用をまかなうのに、バイクの車両保険に加入するまでもないといった理由が考えられます。

バイクの自損事故や盗難に備えたいのであれば少額短期保険に加入

バイクの自損事故や盗難に備えたいのであれば少額短期保険に加入するのもおすすめです。

少額短期保険は、ミニ保険とも呼ばれますが、バイクの少額短期保険は、自損事故や盗難といった多くのライダーが求めている補償がなされる特徴のある保険

バイクの車両保険では補償対象外のものを少額短期保険で補償されることがわかります。

バイクが全損した場合にかかる費用と保険金イメージ

協定保険価額とは、車両保険の保険金額にあたります。

上記修理費のイメージは参考となりますが、たとえば、新車でバイクを購入した場合やこだわりの愛車を修理してでも乗りたいライダーの方々にとってみますと、求めている補償の範囲内であると考えられます。

また、新車・外車・中古車・年式・車種にかかわらず加入可能であるのも大きなメリットであると言えます。

少額短期保険という名のわりに保険料は高め

バイクをこよなく愛するライダーにとってみますと、少額短期保険は魅力的な補償であることは確かです。(筆者もライダーとして素直にそう感じます)

ただし、少額短期保険という名のわりに保険料は高めであることから、普段からバイクをどのように乗っているのかをはじめ、ガレージ保管しているのか、盗難されやすい絶版車や人気車種なのかも含めて加入検討されることをおすすめします。

月額負担に注意が必要です。

【バイクの車両保険の必要性⑥】バイク保険や車両保険に加入する際の注意点

バイク保険や車両保険に加入する際の注意点には、おもに等級や免責金額があげられます。

等級は、自動車保険等級と同じように、新規加入は6等級からスタートし、最高等級は20等級です。

また、バイクの車両保険には、自動車保険の車両保険と同じように免責金額が設けられており、免責金額とは、保険会社から補償されない自己負担しなければならない金額のことを言います。

等級や免責金額は、保険加入前に注意が必要な事項です。

【バイクの車両保険の必要性⑦】バイクの車両保険に加入する必要性はあるのか?

バイクの車両保険は、自動車保険の車両保険に比べて十分な補償が期待できないため、バイクそのものの補償を求めるのであれば、バイク保険だけではなく、少額短期保険も合わせて加入しておきたいものです。

なお、バイク保険は、ご自身だけでなく交通事故相手も補償するための大切な保険であることは確かですので、決して、バイク保険そのものに加入しないといった選択肢だけは避けるようにしましょう。

【バイクの車両保険の必要性⑧】原付の補償は、自動車保険でもまかなうことができる

原付きに乗っている場合で補償が必要な場合は、単体でバイク保険の契約をするほかにも、ご自身が加入している自動車保険にファミリーバイク特約を付けることで補償を確保できる場合もあります。

なお、自動車保険の特約の場合は、単体でバイク保険の契約する場合に比べて、ロードサービスが対象外となる可能性が高いほか、補償内容にも違いがありますので、この部分には注意が必要です。

バイクの車両保険の必要性に関するまとめ

バイクの車両保険は、補償内容や補償範囲を見ると、加入した方が良いとは言えず、バイクの車両保険加入率の低さが、その理由を物語っています。

これは、ライダーにとって、バイクの車両保険が満足や納得のいく補償が得られにくいのも大きく影響しています。

また、バイクの車両保険よりも少額短期保険の方がライダーにとってニーズのある補償がなされると考えられ、補償内容を比較検討した上で加入することが大切と言えるでしょう。

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