1. トップ
  2. 恋愛
  3. 理想通りにいかない結婚生活の先に…「自分が愛されないと嫌」からの変化【子育ては毎日がたからもの☆ 第44話】

理想通りにいかない結婚生活の先に…「自分が愛されないと嫌」からの変化【子育ては毎日がたからもの☆ 第44話】

  • 2019.2.23
  • 156483 views

結婚して、2人から始まった家族が1人増え、また1人増え…その中で、家族の形はどんどん変わっていっています。

そんなわが家の変わったところを2点ご紹介します。

■理想どおりにいかない家事だけど…

子どもが生まれて、それまでもなかなか満足にできていなかった家事は、さらにひどいものとなりました。

ズボラでテキトーな私と正反対で、几帳面(きちょうめん)なところのある夫は、散らかりっぱなしの部屋に次第に不機嫌になっていきました。

育児の大変さもちょっとはわかっているのか、それほど口うるさくは言わないものの、心の底では「専業主婦は家事が仕事! 家事くらい完璧にすべき」という考えの夫なので…



もちろん、子どもの成長とともに、子どもに割く時間が減るのは事実でしたが、それに伴って私自身も仕事を始めたり、幼稚園行事に時間をとられたりするようになり…



それぞれの状況も変わるにしたがって、なかなか理想どおりにはいかなくなるものですが、お互い試行錯誤しながら落としどころも見えてきて、なんとか日々やりくりしている状態です。

レベルの低い話で申し訳ないですが、これがいまの私にとって精いっぱいのレベル。夫は…満足はしていないだろうな。



■嫉妬深い私を変えた夫婦愛のかたち

じつは、自分で言うのも恥ずかしいのですが、私はとても嫉妬深い性格です。

しかも意地っ張りなため、それを相手に伝えたりはしないのですが(我ながらかわいくないタイプ…)、

ひそかに自分の心にため込んで、勝手に不機嫌になり、相手に「なんか怒ってる?」と言われても「別に」と言ってしまう、超めんどくさいタイプなのです。

自分も夫から愛情をたっぷり受けているならまだしも、そう思えていない時に他の人(相手がたとえ子どもであったとしても)と仲良さげにされると、大人げないと思いつつも、ムッとしてしまいます。

結婚当初はそれなりに「愛されてる」実感があったものですが、子どもが生まれたころからでしょうか、夫から感じるのは、「妻への夫婦愛」ではなく、「子どもの母への家族愛」に確実に変わってきています。

正直に言うと、お世辞にもラブラブ夫婦とは言い難い。



そんななか、夫も私も、子どもへの溺愛ぶりはかなり激しいです。

ちょっと気持ち悪いくらいにベタベタしてるかも…(もちろん家の中だけ、ですが)。

まるで恋人同士かと思うような、夫と子どもの密なスキンシップを見て、以前の私なら嫉妬したことでしょう。

「なんで私にはくっつこうとすらしないのに!?」とイライラしたかもしれません。

でもいまの私は、そんな父子の仲良し具合を見るとすごくうれしくなります。



以前の私には考えられない変化です。

この感情は一体なんなのかなと思って考えると、これが「夫婦」から「家族」になったということなのかな、と私なりに結論づけました。

これまでは「自分」が愛されていないと嫌! だったのが、
「自分」の範囲が「(子どもを含む)家族」に広がり、
自分の「家族」が愛されている

「自分」も満たされる

うれしい、満足!
となったのかなと。

夫への愛情が減って嫉妬しなくなったと言われればそれまでですが、自分の分身のような子どもが愛されているのは、自分が愛されているのと同じような満足感を感じるのは事実です。

「自分が!」「自分が!」だった以前の私からは考えられない変化だなと思いました。

(ぺぷり)

元記事で読む
の記事をもっとみる