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皆違って皆良い!“家族の形”は子供の成長に合わせて常に変化するもの【パパン奮闘記 ~娘が嫁にいくまでは~ 第32話】

  • 2019.2.23
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“家族の形”って、家庭でそれぞれ違うと思うのですが、同じ家庭でも常に変化しているものだと思うのです。我が家も家族が増える度に変化してきた歴史があります…。


交際していた時は、ママンは口数少なく、まさにおしとやかな女性でした。
いつも進む道はパパンにゆだね、自分からグイグイ行くような人ではありませんでした。


妊娠・出産を目の当たりにすると一気に関係性が変わります。
毎日変化していくお腹を見ると、生命の誕生を身近に感じ、ママンが神々しく見えました。

まるで卵が割れないように慎重に接していたのを思い出します。ママンの顔立ちも一気に母親の顔に変わり、パパンの方が遅れて父親の自覚を持った気がします。


ここで旦那が拗ねたりすると夫婦関係がこじれるんでしょうが、我が家の場合は自営業だったため、出産やその後の育児の大変さがよく見えました。

育児のことを我が家では“部活”と呼んでいましたが、おしとやかでは母親は務まりませんからね。

ママンがたくましくなっていくのも理解できたのです。寝る間を惜しまず育児に専念してくれるママンに感謝しかなく、次第に頭が上がらなくなったのもこの時。


1人産まれ、2人産まれ、3人産まれた頃には、完全に立場は逆転。しっかり尻にひかれていました。

でも、嫌じゃないんです。これで上手くいっているのが“わが家の形”だから。


我が家の“家族の形”も子供の成長と合わせて常に変化しています。子供が巣立った時、また新しい“家族の形”を築けたら良いですね。たぶん、尻には一生ひかれてると思うけど…。

(柏原昇店)

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