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あの「悪魔のおにぎり」はこうして誕生した。極限の南極で作られたレシピがおもしろい! #Omezaトーク

  • 2019.2.21
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悪魔のおにぎり本

普段はカロリーを控えめにした食事を心がけている私ですが、逆にいかにカロリーをとるかを考える場面があります。トレイルランニングやファストハイクで、日の出から日没まで山を駆け回るときです。
山での消費カロリーは10,000kcalにもなります。体の中に蓄えたエネルギーを使い果たしてしまって動けなくなるハンガーノックという状態になるのを避けるために、動きながら1時間あたり200kcalくらいを目標にカロリーをとっていきます。
おにぎり、ナッツ、羊かん、梅干、パワージェルなど、カロリーを見ながらいろいろな行動食をザックにいれていきます。
食べたいものを持っていっても、ゆっくりの登山のときとは違って、山を走ると水分ばかりほしくなって食欲が出ないのが悩みどころ。それが、ローソンで悪魔のおにぎりを買ってみたきっかけでした。
「悪魔的なうまさ」で食べだしたらとまらない!? カロリーは219kcalとほかのおにぎりよりちょっと高め。これは山の行動食にぴったりではないですか!と。
実際に山で大活躍。いつもひとつしか食べられないところで2つおいしくいけてしまいます。

この度、南極観測隊の調理隊員として活躍され、悪魔のおにぎりを生み出した渡貫淳子さんのレシピ本『悪魔のおにぎりと南極流リメイク料理』(マガジンハウス)が出版されました。
テレビで紹介されSNSでバズり、ローソンで商品化されツナマヨを超え…と、まだまだ話題が続く悪魔のおにぎり。その原点は渡貫さんが南極の越冬隊員のために作った、残りものを使ったリメイクレシピだったのですね。
悪魔のおにぎりの作り方の基本とアレンジにはじまり、この本には食べたくてたまらなくなる南極流リメイクレシピがいっぱい紹介されています。山メシ、キャンプ料理のヒントになりそうなレシピも。

私的には、山の行動食として選んだ悪魔のおにぎりが、極限の自然に対応するために考えられたレシピであることにセレンディピティ的な感動を覚えました。^^

(テック担当/飯島)

Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。

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