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OSCAR DE LA RENTA 異文化融合で生まれた新しい美。

  • 2019.2.16
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OSCAR DE LA RENTA 異文化融合で生まれた新しい美。
2019.02.16 17:25
会場はネオ・ルネッサンス建築、セットはコルドバのメスキータ。コレクションテーマは異文化融合。

【全58カット】OSCAR DE LA RENTA 2019-20年秋冬コレクションをすべて見る。


NYのランドマークに指定されているキュナード ビルディングのホールを会場にしたオスカー・デ・ラ・レンタ(OSCAR DE LA RENTA)。クリエイティブ・ディレクターのローラ・キムとフェルナンド・ガルシアが今シーズンテーマとしたのは“スペインの多文化主義”。馬蹄形アーチのセットはスペイン・コルドバにあるイスラム教とキリスト教が混在する寺院、メスキータを模したものだ。


ガンクラブチェックのショートジャケットとブラックのセンタープレスパンツでスタートしたショーは千鳥格子やグレンチェック、ツイードなどメンズライクなファブリックからフラワープリントやジャカードのドレスへと続く。ゆったりとしたロングコートは左右でヘリンボーンとガンクラブチェックを切り替え、ヘリンボーンのノースリーブドレスはスカートの一部をチェックにして動きを出している。


グレーや黒をベースに、テラコッタオレンジとボルドー、レッドがポイントカラー。テラコッタオレンジはエフォートレスなオールインワンやギャザーたっぷりのドレス、ブラックと配色したドレスやニットとして登場した。


後半はフラワープリントが美しいシルクドレスやマトラッセのベアトップドレス、修道士のような白いドレス、ベルベットのミニドレスなどドレスが多数登場。フェザーやレース、カットワークなどクチュールテクニックを駆使したアシンメトリーなドレスも美しい。


フィナーレを飾ったのはベラ・ハディッドが着たブラックドレス。クラシカルなシルエットとアラブ風のデザインパターンで、見事に異文化融合している。

Photos: GORUNWAY Text: Yoko Era

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