1. トップ
  2. 恋愛
  3. 妻の仕事に理解のなかった夫、なぜ変わった? 夫に聞いてみた【コソダテフルな毎日 第112話】

妻の仕事に理解のなかった夫、なぜ変わった? 夫に聞いてみた【コソダテフルな毎日 第112話】

  • 2019.2.15
  • 220650 views

ウーマンエキサイト読者のみなさんこんにちは。ちゅいママです。
【前回のお話】
もともと専業主婦だった私は一念発起して働き始めたものの、なかなか夫に協力してもらえず、ある日とうとうハムの箱がきっかけで大爆発したのでした。
「共働きなのに家事も子守もしない夫。結婚9年目で私が初めてブチギレた日!」
さて、数年ぶりに当時の事を思い出してみたら、夫のあまりのダメっぷりにイライラしてきた私ですが、せっかくなので同じ記事を夫にも読んでもらい、当時の自分について聞いてみました。


あの頃の自分を今見てみてどう思いますか??

夫:「クズだなとは思うけれど、だからといって当時の自分は否定するつもりはない」

おっと!?

あくまで当時の自分はアレでしょうがなかったという主張でよろしいでしょうか。

夫:「そう」

(チッ!! ちょっと「あの頃はごめんね」という反省の言葉を聞けるかなと思ったけれどそうはなりませんでしたわ)

どうして仕事から帰ってきた妻が隣で必死にご飯作って食べさせてとてんてこまいになってるのに、自分はこれみよがしにソファに寝転がっていられたのでしょうか??


夫:「それは単純に、面倒臭い事をやりたくなかっただけ」

え。ひどくないですか!?

子どもかよ。

夫:「ひどいという感覚もなかった。俺は最低限のことをしていればいいと思っていたし、必要以上に尽くそうとか、期待に応えようという気持ちもなかった」

隣で必死に動いてる妻がいるのに???

夫:「だって仕事を始めたいって言い出したのも自分だし、子ども3人目が欲しいって言い出したのも自分でしょ。家事も育児も今まで通り頑張るっていう条件のもとで始めたんだから、俺は俺のスタンスを崩す必要はないと思っていた」

カーーーーッ!!!!

たしかに理論上はそうなのかもしれないけれど、夫婦として家族としてあまりにも思いやりにかけるのではないでしょうかーー!!

夫:「単純に当時は妻の仕事への理解がなかったんだと思う」

と言うのは??


夫:「働きたいなら勝手に働いていいけれどオレの仕事の負担を増やすな、といった感じ」

なるほど。

それは肌でひしひしと感じていました。

家計を助けるために働きに出るというパターンよりかは、自分が子育て以外に打ち込めるものが欲しいと思って始めた仕事なので、仕事=余計な物として捉えていたのでしょうね。

では、一体何をきっかけにして夫の意識が変わってきたのでしょうか。

■夫の意識が変わったきっかけ
夫:「これといった大きなきっかけはなかったけれど、しいて言うなら妻の仕事が端で見ていて面白いから応援したくなったということかな」

へーーー!!

そうだったんですね。

実は当時は赤ちゃんの写真撮影業をやっていたのですが、夫の転勤を機に撮影業はやめて、今のライター業に舵を切りました。

家にいる時間は以前より増えましたし、体力的な負担も軽減されたのですが、反比例するように夫がすごく家事も育児も率先して協力してくれるようになったのです。

現状に至るまでには何度も何度も話し合いを重ねて、私の仕事についての相談を夫に持ち掛けるようにして、私がどういう仕事をしているのかを夫が把握できるように心がけました。

もちろん最初からうまくいったわけではありません。

例えば子どもが体調不良になった時などは、最初の頃は夫が仕事を休むという選択肢は全くありませんでした。

仕事を休めるかどうかを聞くことすら許されない雰囲気で、私1人が仕事をキャンセルするか、必死に病児保育の手配をしてから仕事に行くといった状況だったのですが、

妻1人が何もかも手配するのは実際しんどいし、夫も仕事が休めないのはわかりますが、それと同じぐらい私だって仕事を飛ばしたくはないということを何度も話し合った結果、今では2人平等に対策を考えるようになりました。

夫の方が相手がある仕事なので急に休むということは難しいのは難しいですが、逆に事前に申請をすればきちんと有給が取れるので、事前に相談して私が平日出張する時などには、夫が当たり前のように仕事を休んでくれるようになりました。


私、今だから思うんですけれど、仕事をしていなくても、平日に夫に家のことや子どものことをすべて任せてみればよかったなと思っています。

実はこないだ平日まるまる夫に子守をお願いしたんですよ。

私が東京へ泊りで行かないといけない用事があったので、夫に夜~翌々日の朝まで1人で母親業をしてもらったんです。


平日の朝なので、夫、3人目にして初めて子どものお弁当をはじめて作りました(三男に何を入れたらいいか聞きながら全部冷凍食品で乗り切ったようです(笑))。


幼稚園の登園グッズもはじめて1人で用意して、幼稚園に送り届けた後には一度家に帰って掃除と洗濯をし、そこから電気屋へ行って家電の価格交渉をし、一度家に帰ってきて慌てて昼食を食べたらもうお迎えの時間だったようで。


夫:「すごく忙しかった…」

と嘆いていました(笑)

そーーーなんです!!

意外とお母さんって忙しいんです。

昔、子どもが幼稚園に入る前には「子どもが幼稚園行ってる間、何するの?? 暇でしょ??」とか言ってたんですよ、夫。実はこのセリフ悪気なく吐くご主人が結構存在するんじゃないかな? と思います。

経験してみたら分かると思いますが、意外と暇ではないんです。

あっという間ですよ。

以前は夫に子守をお願いするときは、晩御飯を前の日に用意しておいたり、掃除や洗濯はしなくてもいいよ、と気をつかっていたりしたのですが、

私、もうやめました!!


晩ご飯も洗濯も掃除も、ぜーーーーーんぶやっといて!! 私無理だからーーーー!!


夫に家事育児をお願いするのに私がお膳立てするのおかしいなと思って!!

晩ご飯も準備せずに出かけたら、夫、頑張って素麺を茹でたそうです。

素麺を茹でても茹でても子どもたちがおかわりというので、途中でめんつゆが切れて急いで買いに走ったそうです(笑)

お野菜は何もなし、ひたすら素麺だけを男4人で食べたそうなのですが、たまにはいいや! 冬の素麺ディナー、さぞかしおいしかったことでしょう! と東京で1人笑っておりました。

こうして経験してみて分かることが夫にも妻にも多いのなら、仕事をしていてもしてなくても、思い切って子どもたちを夫に預けて1泊2日でもしてくればよかったな! と今になって思うのでした。

当時の夫がそれを許してくれたかどうかはわかりませんが、 私1人で「もう無理ーーー!! 助けてーーーー!」ともっと早くに白旗をあげれば、もっと早くうまく回っていたのかもしれないと思います。

【お知らせ】
第108話の記事下アンケート「Q. 1歳半健診でのエピソードやご意見をお聞かせください 」のアンケート結果はこちら↓
≫「1歳半健診はモヤモヤ体験が多い? 成長を確認するためとわかっていても…」

(ちゅいママ)

元記事で読む
の記事をもっとみる