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ユージェニー王女のウエディングドレス、ウィンザー城で一般公開へ

  • 2019.2.15
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英国王室の所蔵品を管理するロイヤル・コレクション・トラスト(Royal Collection Trust)は先日、2018年10月に結婚したユージェニー王女のウエディングドレスを一般公開すると発表した。

同団体は、2019年3月1日(現地時間)より、ウィンザー城のステートアパートメント(公式諸間)にて、『A Royal Wedding: HRH Princess Eugenie and Mr Jack Brooksbank』展を開催し、王女が挙式当日に身に着けていたピーター・ピロットとクリストファー・ドゥ・ヴォスによるウエディングドレスや、エリザベス女王のティアラに加えて、サヴィルロウのテーラー、ハンツマン(Huntsman)が仕立てた夫ジャックのモーニングコートなども展示するそう。

 

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本展は、ユージェニー王女&ジャックの衣装に施された美しいディテールと繊細な職人技が間近に見られる、ロイヤルファンにとってもまたとない機会。目玉となるのはもちろん、フィッティングされたボディスとプリーツスカートが印象的な王女のウエディングドレス。ドレスの生地には、ヨーク家のシンボルである白いバラや新居であるケンジントン宮殿内にあるアイビー・コテージを象徴するアイビーの葉など、2人にとって重要なシンボルが施されている。また、ユージェニー王女が12歳のときに行った脊柱側彎症(せきちゅうそくわんしょう)の手術跡を披露するため、背中が大きく開いたデザインになっている。

王女の華麗なウエディングスタイルは、祖母エリザベス女王から借りたブシュロンの「グレヴィル・エメラルド・ココシュニック・ティアラ」なくしては完成しない。1919年に作られたこのティアラが一般公開されるのは、なんと今回が初。夫ジャックからのプレゼントである、ダイヤモンドとエメラルドのドロップイヤリングも合わせてチェックしておきたい。

 

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なお、ウィンザー城では昨年秋から2019年1月6日(現地時間)まで、ハリー王子&メーガン妃がウエディング当日に着用していたアイテム一式が展示されていた。この展覧会を見逃してしまった……という人もご安心を。メーガン妃のウエディングドレスを含め、5メートルのロングベールや、ベールを留めていたダイヤモンドのティアラは、現地時間2019年6月14日(金)~10月6日(日)まで、エジンバラのホリールード宮殿にて公開されるそう。

ユージェニー王女&ジャック・ブルックスバンクの展覧会は、2019年3月1日(金)から4月22日(月)まで開催予定。その後、ホリールード宮殿で展示されるかは不明なので、絶対に見ておきたいという人は、このチャンスを逃さずに!

Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Harper's BAZAAR UK

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