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20年春夏のトレンド柄7選 最も影響力のある素材見本市が提案

  • 2019.2.14
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世界最高峰のファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION以下、PV)」が2月12~14日、パリで開催中だ。出展社は前年比3.3%増の1782社で、2020年春夏物のテキスタイルと服飾付属品を提案している。

2020年春夏シーズンは、これまで以上に軽やさやシアー感が求められ、テクスチャーはシアサッカーなどポコポコとした触感が面白いものが多い。色は圧倒的に暖色系、中間色がメインで、赤や蛍光色といったビビッドカラーを差す提案が多い。太陽をたっぷりと浴びて少し褪せたようなオレンジやイエローも印象に残る。柄は、アフリカ調のジオメトリック柄が新鮮だ。人気のチェックはマドラスで、ボーダー&ストライプはマルチ、花は手描き風の大花が多い。アニマルはゼブラやレオパードに加え、リアルな動物を描いたものも。タイダイ染めも目を引いた。PV取材から見えたテキスタイルトレンド第1弾は注目の柄をお届けする。

モダンアフリカン

今回のPVはエスニック柄がイチ押しだ。中でもジオメトリックなどモダンなアフリカン柄が目を引いた。

チェックはマドラス

春夏、秋冬を問わず人気継続中のチェックは、2020年春夏ではマドラスが大勢となりそうだ。その他、チェックとストライプのコンビも目立つ。カラーパレットは日に焼けたようなビンテージ風がよさそうだ。

マルチストライプ

チェック同様、大人気のストライプは、多色使い、イレギュラーなピッチのマルチストライプが多い。

シックなトロピカル&ハワイアン

春夏定番のトロピカル柄は、多色使いというよりは、同系色でまとめたシックな印象のものが多くそろった。日本人になじみのあるハワイアン柄も急浮上で、シックなトロピカルよりも市場ウケがよさそう。

多彩なアニマル柄

アニマル柄の人気も継続。シマウマやヒョウといった鉄板の柄に加え、動物たちをリアルに描いたものが多かった。

花は手描き風大花

春夏シーズンの鉄板の花柄は、手描き風の大花に注目だ。ただし、小花、中花が定番人気の日本市場には難易度が高い印象だ。シックな色合いならばアリかも。

タイダイ染め

人気再燃中のタイダイ染めも継続しそうだ。さまざまな色味で登場した。

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