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COACH ファーフリーを宣言。サイケデリックなフラワーに酔いしれて。

  • 2019.2.14
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COACH ファーフリーを宣言。サイケデリックなフラワーに酔いしれて。
2019.02.14 19:40
ブランドロゴを飾ったファーのアウターが印象的。バリエーション豊富なフラワーパッチワークのバッグも人気に火がつきそう。

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NYは寒く、雨まで降っていた。そんな天気を吹き飛ばす熱気を見せたのがコーチ(COACH)のショーだ。ジョアン・スモールズやクロエ・モレッツ、マイケル・B・ジョーダンなど豪華な面々がフロントロウを埋め尽くした。


メランコリックな展開を見せた先シーズンだったが、今回はフロントロウに負けないくらいランウェイも活気に満ちていた。サイケデリックなアートピースが有名なアーティスト、カフェ・ファセットとコラボした今シーズン。ルックを彩ったのは、太陽の光を待ち望んでいたように咲き誇る花々や、青々とした草木を連想させるカラーパレットだ。


ドリー・ヘミングウェイをはじめ、多くのモデルがフローラル柄の軽やかなシフォントップスやドレスを着用。そこに相反したチェックや格子縞のハーフパンツをあわせていた。ハーフパンツはバスケットユニフォームのようにゆったりとしていて、動きやすくタフな印象だ。


フリンジ付きアウター、ムートン、デニム、レザーブーツといったブランドのアイコニックなウエスタン要素を織り交ぜたシフォンの着こなしから、上下異なるチェックのパンツスタイルまで、スチュアート・ヴィヴァースが手がけるルックは単にフェミニンなだけではない。ミックス&マッチのコーディネートからもエネルギーとフレッシュさが伝わってきた。


さらにファーにも注目を。今回からファーフリーを実行したコーチ。ゲストの視線を奪うブランドロゴを配したボリューミーなベスト、そして袖、襟、肩などアウターの随所に飾るファーなど、柔らかくリアルに負けない質の良さが見て取れた。

Photos: GORUNWAY Text: Aya Tsuchii

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