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アーティストの中村壮志が原宿で展覧会を開催 映像インスタレーションでオカモトショウとJan Urila Sasが生演奏

  • 2019.2.14
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映像作品を中心としたアーティストの中村壮志が、展覧会「夢、もしくは本当の月に関する物語」を2月16〜17日に東京・原宿のVACANTで開催する。

中村は1991年熊本生まれ。廃材や既製品を用いて虚構空間を作る映像インスタレーションなど、映画と美術の中庸を模索する作風で知られる他、KANDYTOWNのメンバーでラッパーのRyohuやシンガー・ソングライターSIRUPらのミュージックビデオのディレクションも手掛ける。既にルミネのクリスマスキャンペーンや「ディオール(DIOR)」のフレグランスシリーズでファッションフィルムを手掛けるなど、ファッション業界でも活躍する実力派アーティストだ。

今回の展覧会は、ドイツの天文学者ヨハネス・ケプラー(Johannes Kepler)の小説「夢」に着想し、月に見立てた土地まで役者を連れていく映像と、月を目指す夢、そして過去の記憶のイメージを3つのスクリーンで上映。併せてテキストや写真など10数点の作品も展示する。

また冒頭では、映画の光を使った中村の作品シリーズから、“最初のSF”と言われる無声映画「月世界旅行(Le Voyage dans la Lune)」の光に合わせ、OKAMOTO’Sのオカモトショウとjan and naomiのJan Urila Sasが即興で生演奏を披露する実験的な試みも行われる。

展覧会はチケット制で、16日の15時30分〜と19時30分〜、17日の14時30分〜と18時30分〜の4部構成となっており、それぞれ1時間程度を予定。チケット代は3000円(別途ドリンク代500円)で、ピーティックス(Peatix)で販売中だ。

■「夢、もしくは本当の月に関する物語」 Space Film – Lunatic 1
日程:2月16〜17日
時間:16日 15:30〜, 19:30〜 / 17日 14:30〜, 18:30〜(各1時間程度を予定、45分前から入場可)
場所:VACANT
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13
入場料:3000円(別途ドリンク代500円)

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