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隈研吾氏デザイン監修のデザイナーズホテルに潜入! 華やかなバレンタインディナーも

  • 2019.2.8
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ONE@Tokyo

東京スカイツリーを有する、注目エリアの押上。スカイツリータウンをはじめとするトレンド発信基地としての都会的な雰囲気、そして江戸から続く下町風情の香りとが混在した“新旧の良さ”に触れることができるなど、楽しい街歩きができるだけでなく、浅草、両国、銀座にも好アクセス! デートや女子同士のぶらり散策にはもってこいのスポットです。

そんな押上に2017年にオープンしたデザイナーズホテルが、ONE@Tokyoです。外観やインテリアのデザイン監修は世界的に著名な建築家・隈研吾氏によるもの。東京オリンピックに向けて建設される新国立競技場の設計にも携わるなど、いま最も関心を集めている隈氏の手がけたホテルとは、一体どんなところなのでしょう?

そこで、木材にこだわった外観やお部屋など、ホテルそのものが美術展示のようなONE@Tokyoに潜入。目にも美味しいバレンタイン限定のお食事メニューまでをご紹介します!

Text: Orie Narita

ONE@Tokyo

2017年にオープンしたデザイナーズホテル、ONE@Tokyo。東京スカイツリーから徒歩3分という好立地に、木材を組み合わせた斬新でオシャレな門構えの同ホテルがお目見えします。

デザイン監修を務めた建築家・隈研吾氏によると、「東京の“新しい下町”に、路地をテーマとする街と空に開かれたホテルをデザインしました」とのこと。壁の木材からいい香りが漂う一方、クールな金属のインテリアが光るなど、外観や内観、お部屋もすべて、自然素材と工業素材を大胆に融合させているのが、特徴的。なんでも押上を含むすみだエリアは、金属と木工が特産物なのだとか。押上という街とホテルが一体化しているだけでなく、温かみ&クールが見事なコントラストを生み出すことに成功しています。

ONE@Tokyo

今回は、スイートルームのひとつ「Atelier Suite(アトリエ・スイート)」にステイ! 芸術家のアトリエをイメージした空間で、広さは56平米。ドアを開けてすぐに目に入るのが、コーナーを利用したリラックススペース。壁の針葉樹合板に囲まれ、読書はもちろん、おしゃべりするにもぴったりのソファーコーナーです。

ONE@Tokyo

大きくて開放的な窓から差し込む光を感じながら、さらに進むと、シングルベッド2台を繋げたキングサイズのふかふかベッドが。奥に見えるのは、シースルーのシャワースペース。もし「シースルーは落ち着かない!」という方は、カーテンチェンジも可能なので、気軽に相談してみるとgood。

ONE@Tokyo

こちらは金属を使った洗面台。シンプルモダンな趣が、とってもオシャレ。木のぬくもりと金属の融合を、たっぷりと堪能してみては。

ONE@Tokyo

ビッグなテーブルは、実際に目にするとその大きさに驚くほど。広々としたスペースで、ビジネスマンのステイならば会議に使用するのも○。うれしいのが最新機器の充実ぶりで、手持ちのデバイスから、客室のテレビにキャストできるChromecastも採用! ミーティング資料をテレビに映しながら、ワイワイと話し合いができます。

ONE@Tokyo

そしてなんとこのお部屋、大画面シアターもアリ。お気に入りのDVDを持ち込んで、キングサイズのベッドに寝転がりながら、映画の世界へGO! ラブストーリーでうっとり、ホラーで絶叫などなど……。女子会をやったら盛り上がること間違いナシ。そのままふかふかベッドで眠りにつけば、もうお姫様気分です。

ONE@Tokyo

お部屋の窓から外をのぞくと、東京スカイツリーがドドン! と登場。こんなにそばに見えると、東京の主役を独り占めした気分です。「Atelier Suite(アトリエ・スイート)」の気になるお値段は、合計57,000円〜(大人1名:28,500円〜)となっています(※税込)。

ONE@Tokyo

もうひとつのスイートルームが、読書家のためのプライベートな書斎をイメージした「Library Suite(ライブラリー・スイート)」。こちらには、隈研吾事務所がセレクトした、建築の本や、東京の観光案内、歴史に関する書籍がゲストをお出迎え。

ONE@Tokyo

「Library Suite(ライブラリー・スイート)」の広さは、「Atelier Suite(アトリエ・スイート)」と同じく56平米。大きなデスクがない分、広々とした開放感をより味わうことができます。こちらもお値段は、合計57,000円〜(大人1名:28,500円〜)。またスイートルーム以外にも、「スタジオ」と名付けられた機能性を追求したダブルルーム(合計12,000円〜)、「ロフト」と名付けられた東京スカイツリーを望む大開口とシースルーのシャワースペースによる開放的なダブルルーム(合計25,000円〜)も(※すべて税込)。

ONE@Tokyo

東京スカイツリーを目前に望む屋上にも出られます! ここは、木と緑に囲まれた“空の森”と呼ばれる空間。夜には雰囲気たっぷりに照明がたかれ、それぞれのソファーの仕切り代わりとなるように配置された木々も、粋な演出をしてくれます。昨年の夏はこちらでビアガーデンも開催され、人気を集めたとのこと。最高の夜景をお供にビール! ぜひ夏の夜にも訪れてみたいですね。

ONE@Tokyo

屋上は東京スカイツリーを楽しむ、絶景ポイント。夜にはきれいにライトアップされ、昼と夜でまた一味違った雰囲気を見せてくれる東京スカイツリーを堪能! また押上はあまり高い建物が多くないため、遠くまで見晴らせるのも高ポイント。東京にいながら、のびのびとした気分に浸れます。

ONE@Tokyo

こちらは1階のカフェスペース。宿泊客だけでなく、誰でも食事や喫茶など、シェフ自慢の味とともにくつろぎのひと時を過ごすことができます。ぶらり散策の途中に、心がホッと落ち着くスペースで一息ついてみてはいかがでしょう。

ONE@Tokyo

さて、いよいよディナーコースのスタートです。奥に見えるアミューズ(小前菜)はビーツのマリネ。グリーンのプレートは、キヌアをアジで巻いて形作った上に、あご出汁のジュレ、ネギのフライを乗せた創作料理。カブをイメージして飾られた技ありの一品は、見た目にもとってもキュート。白い丸プレートは、カプレーゼのフリット。添えられているのは、ケール。「フライにするのが好きなんです」と笑顔を見せる料理長の田中宏治氏の好みもあって、フライにしたケールのパリッとした食感も絶品です。

ONE@Tokyo

続いて、お魚料理は、ジャガイモの衣をまとった銀ガレイのポワレ。カリカリとしたジャガイモのフライが乗せられ、銀ガレイの柔らかさとベストマッチ。銀ガレイの下にはセロリとチョリソーが隠れているなど、どこまでもアイデアが詰め込まれていて、一口ごとに楽しい限り。こちらには、ズッキーニとサラダ用のハーブ、マーシュが添えられていました。

ONE@Tokyo

ここからのお肉とデザートは、2月11日(月・祝)から14日(木)までの4日間限定となる、バレンタイン特別メニュー。アメリカ産のハンギングテンダーロイン(ハラミ)のクリエイティブなお料理の登場です。柔らかなお肉の下には、刻んだ赤キャペツとリンゴ、ベーコンが。トロリとかけられたチョコレートソースが、不思議とお肉と合う! 田中料理長も「チョコレートソースは、バレンタインらしくておもしろいアイデアだと思います」とアピール。こちらのプレートも存在感たっぷりのお肉とともに、ピューレで人参を描くなど、遊び心がプラスされていました。ONE@Tokyoのお料理は、舌にはもちろん、目にも美味しいのが魅力です!

ONE@Tokyo

最後は、女子心を刺激するデザート。もっちりとした食感のフランボーワズのムース、人気ケーキの定番・ティラミス、バラの花びらを乗せた紅茶のブリュレ、口どけのよい生チョコレートの豪華4点盛り合わせに、思わずため息! かわいらしいデザートが、バレンタインの幸せ気分を一層、盛り上げてくれることでしょう。バレンタイン限定ディナーは7,300円。またお肉とデザートは単品のオーダーも可能で、お肉単品は1,300円、デザート単品は1,000円とのこと。この機会にぜひ、スペシャルなメニューを楽しんでみては。(※すべて税金・サービス料込)

ONE@Tokyo

ステキなディナーを提供していただいた田中料理長をはじめ、副料理長の坂本さん、小西さん。ニューヨークで修行をし、ニューアメリカン料理を学んだという田中料理長。自然派で健康志向、さらには見た目にも華やかなお料理を心がけ、来店していた外国人のお客様からも「ビューティフル!」と絶賛の言葉をかけられていました。

アートな感覚に触れ、おいしいお料理に舌鼓を打てるONE@Tokyo。東京観光での滞在にはもちろん、女子会やパーティー、記念日のお祝いにも最適なオシャレなデザイナーズホテルを、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

【ONE@Tokyo】
住所:東京都墨田区押上1−19−3
電話番号:03−5630−1193

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