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マルタン・マルジェラが2019年度「ANDAM」審査員に 遠隔で審査

  • 2019.2.6
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30周年を迎える2019年度の「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award以下、ANDAM)」の審査員に、初代優勝者であるマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が選ばれた。マルジェラは遠隔で審査に参加する。

「ANDAM」は、ナタリー・デュフール(Nathalie Dufour)創設者が、マルジェラが1989年3月に発表した2回目のコレクションを見たことがきっかけで誕生。第1回目となる1989年にグランプリを受賞したマルジェラは、その賞金をもとにリサイクルされた素材で作った“アーティザナル”コレクションを立ち上げた。

マルジェラは「『ANDAM』がどれだけ僕のブランドの成長につながったか、忘れたことは1度もないし、本当に感謝している。『ANDAM』の成功をうれしく思う。30周年おめでとう」とコメントを寄せた。

さらに、現「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」である「メゾン マルタン マルジェラ」の過半数株式を02年に取得したOTBの会長、レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)「ディーゼル(DIESEL)」創始者が今年のメンターに選ばれた。

フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAM」は、デュフール創設者と故ピエール・ベルジェ(Pierre Berger)前プレジデントのもと、若手ファッションデザイナーの登竜門として、「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」のヴィクター・ホスティン(Viktor Horsting)とロルフ・スノラン(Rolf Snoeren)や、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)、ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)らを世に送り出してきた。今年は4月15日まで応募を受け付け、5月にファイナリストを発表、授賞式は6月27日に行われる。グランプリ受賞者には賞金25万ユーロ(約3000万円)が贈られる。

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