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【EAT BEAUTY】自分を愛する食事を! 自然な甘みでネガティブとさよなら、簡単ブラウニー

  • 2019.2.5
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Women's Health

ヘルスコーチのAYUMIさんによる食の連載。テーマは「Eat Beauty」……“感情で食べない美のレシピ”。私たちの命と体、そして心をつくり、日々の生活や人生までをデザインしているもの、それが「食」。血となり肉となることは理解していても、口にしたものが感情までに影響するということ、知っていた? この連載では、奥深い食と感情のつながりにも焦点を当てながら、おいしくてヘルシー、おしゃれなレシピをご紹介。

さて、月も変わって早くも2月。今月のテーマは「自分を愛する」、つまりセルフラブ。日本人はなかなか自分をうまく愛せない特徴があるともいわれているけれど、ヘルスコーチのプログラムでは、自分を愛することはとても重要なポイント。さらに今回は、罪悪感を感じて食べてしまうスイーツがお題。セルフラブとスイーツの関係とは? AYUMIさんの意外な体験談も必読!!

自然な甘みでネガティブとさよなら、簡単ブラウニー(1時間5分……準備5分、冷蔵庫で1時間冷やす)

(材料)2人分 生くるみ 150g デーツ(種をとる) 80g カカオパウダー 30g ※ココアパウダーでも可海塩 少々

【作り方】1 すべての材料をフードプロセッサーに入れ、細かくなるまでよく混ぜる。2 生地がまとまってきたら取り出す。クッキングシートを敷いたガラス容器など、手持ちの容器に入れる。手で押し固め、形を整える。※容器を使わずに手でスクエア型にならしてもOK。3 冷蔵庫で1時間、冷やし固める。食べる前に切り分ける。

甘いものが食べたくなるときはどんなときですか? 疲れているとき、嫌なことがあったとき、エネルギー不足のとき、幸せなとき?

甘いものを食べること自体は問題ではありません。本当の問題は「なぜ食べたくなるのか」ということと、「食べた後に嫌な気分になったり、ネガティブな気持ちになったり、罪悪感を持つこと」です。

私も数年前まで、いつも市販のチョコレートがバッグの中に入っていました。仕事で疲れた夕方、思い通りにいかなかったとき、イライラしているときなどには、チョコレートの入った袋を開けてイライラした気分のまま、ひと袋あっというまに食べてしまうという日々がありました。

イライラしながら食べたチョコ。そこには幸せな感情はなく、食べ終わった後は「自分はダメな人間だ」と感じてネガティブになっていました。幸せを求めて食べたチョコですが、怒りと悲しみしかなくて満足できないので、また幸せを求めては食べる、というサイクルでした。

チョコレートに含まれているカカオは感情を高め、ビタミンと酵素を保持する最高の抗酸化物質。幸せホルモンと言われるセロトニンのほか、セクシャリティを高める、女性には必要な成分も多く含まれています。

本来 “甘いもの” は私たちを幸せにしてくれるもの。甘みを欲する気持ちは、間違いではなく正しい欲求です。幸せにするはずの甘みが、なぜ私たちを怒りと悲しみをもたせるのでしょう?

それは複雑に加工された「過程」にあります。複雑に加工されたものは、消化も複雑になり、正しく身体に吸収されないので、臓器同士のコミュニケーションも遅れていきます。

臓器同士のコミュニケーションが遅れている間に、また欲求が出て食べてしまうのです。そんなサイクルを起こさない、シンプルな解決法は「自然な甘み」を知ることです。

私はおやつを手作りすることで、自分を悲しくさせる欲求から離れることができました。

食べた後に満たされた感覚があり、前向きに、幸せになれるおやつです。

【きれいのPOINT】

ブラウニー2
Women's Health

できあがりの形はスクエア型にせず、手で丸めてボール状にしてもOK。

個人的には小さめのものをたくさん作るより、大きめのボール状のものを作って毎回ひとつ食べる、というやり方で満たされました。小さなボールだと結局何個も食べてしまうことに。

冷蔵庫で1週間ほど、冷凍で1カ月ほど保存できるので、おなかが空いたときのおやつ用にもぴったり!

幸せな気分になる自分のためのおやつ作りを始めましょう!

ヘルスコーチとはヘルスコーチとは米国代替医療協会指定のヘルスコーチ養成機関にて1年以上かけて必要な知識及び技能を修得した、代替医療協会公認資格の取得者であり、世界100以上の食文化やライフスタイルに精通している。食事やメンタル、ライフスタイルなど数多くの観点からセッションし、アドバイスを行う。アメリカなどの総合病院などではヘルスコーチが在籍し、より多角的なケアを行うケースが増えつつある。

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