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遅れてきたいやいや期…「4~5歳のイヤイヤ期」では、どう子どもと接する?

  • 2019.2.3
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ほとんどの子が2歳前後になると出てくる「いやいや期」。
靴を履きたい、この服が良いなど、主張がより多くなるこの時期に被ることから、「魔の2歳児」とも言われていますね。
しかし、そのいやいや期が2歳ではなく4歳や5歳になって急にきてしまったら?
どう子どもと接するのが良いのでしょうか?

1人前として扱う

「着替えて」、「ご飯食べて」と、こちらから言ってもすべて「イヤ!」で返ってきてしまういやいや期は、自我が出てきていることの現れ。
まずは1人前として扱ってみましょう。
4歳や5歳のいやいや期では、自分でできるから口出しをしないで欲しいという気持ちが強い場合も多いので、「じゃあ、もうお母さんは何も言わないから、自分でしてみてね」と対等にさせてみるのです。
そのまま本当にしっかりした子になることもありますが、ほとんどの場合「ママこれして~」と甘えてくるようになりますよ。

感情的にならず、ゆっくり話してみる

なんでもかんでもイヤイヤ言われてしまうと、いくら親でもついカッとなって「いい加減にしなさい!」なんて大きな声を出してしまいそうになりますが、そこは深呼吸をしてグッと我慢。
親が感情的になってしまうと、子どもはそれに対抗しようとしてきます。
そんなときは、「そうなのね」と、1度受け止めてから、「じゃあ、どうしてそれが嫌なのか教えて?」ゆっくりと話してみることが必要です。
子どもがいやいや期に入るとわがまま放題であると感じますが、それは親に甘えている、親になら許してもらえると思っていることからの行動や言動です。
そのことを1度しっかり受け止めてあげることで、子どもは安心するのですね。

挑発に乗らない

いやいや期の子どもは、「ママなんてキライ!」なんて言ってしまうことがありますが、そういう言葉に乗ってはいけません。
もし、子どもからそんな言葉が出たとき、間違えても「ママだって嫌いだよ~」なんて言葉は言わないと徹底しましょう。
子どもの「ママがキライ」という言葉に本気の気持ちを乗せているとは到底思えませんよね。
むしろ、100%嘘だと思って、寛大な心で対応することが大切なのです。
子どもには大人の嘘がわかりません。
そのため、冗談で言ったとしても、子どもはあなたの言葉に傷付いてしまうのです。
子どもからどんなに「キライ!」と言われても、「ママはあなたのこと大好きだよ」と言い続けていれば、あなたのその言葉に安心して、いやいや期も徐々に落ち着いてくることでしょう。

いかがでしたか?
自分のことをある程度できるようになってからのいやいや期は、2歳でくるものよりも難易度が高いです。
正直「お手上げ!」と言いたくなってしまうかもしれません。
しかし、いやいや期のこない子どもは、いい子になろうと頑張りすぎてしまっている可能性もあり、その後の心の成長が心配。
“いやいや期=素直に成長している証”だと思って、今しかないこの可愛い反抗期を楽しんでしまいましょうね。

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