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食べずに廃棄するのは、もうウンザリだから! 熟したアボカドは冷凍保存できる?

  • 2019.2.1
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Women's Health

スーパーで購入したときのアボカドは鮮やかな緑色でカチカチの状態。食べ頃に熟れるまで辛抱強く待ち続けていたのに、気が付いたときには茶色くてブヨブヨに熟れすぎていた、なんていう経験がある人は多いのでは? そんなあやまちに終止符を打ってくれる情報を、アメリカ版ウィメンズヘルスがお届け。

アボカドは冷凍保存できるの?

単刀直入に言うと答えはイエス。「冷凍アボカドは、廃棄食品を最小限に抑えるお気に入りの方法」と話すのは、食事や栄養の専門サイト「Street Smart Nutrition」のオーナーで、管理栄養士のカーラ・ハーブストリート。「冷凍すると、アボカドの寿命もグッと伸びる」そう。

アボカドを冷凍室で保管すると、あのクリーミーな食感が少し変化する。「どのタイプの食品も、冷凍すると食感はある程度変わるわ。だけど、アボカドの豊富な脂肪含有量により、低温にも対応してくれるの」とハーブストリート。ただし、色の変化は覚悟しておくこと。「これはアボカドが空気に触れることで起きる現象であり、食べられない状態になることもあるわ」

そのままのアボカドをサンドイッチに入れて食べたいときは、冷凍のアボカドは使わないほうがいいかも。けれどディップやスプレッド、スムージーにするときは、冷凍したアボカドが非常に便利!

アボカドの冷凍方法は?

冷凍アボカドの保存法。まずアボカドを半分にカットするか、ダイスカットしておくのがおすすめ。水洗いをし、皮を取ってレモン汁をかければ、あらかじめ変色を防ぐことができる。

また、ピューレ状にして保存する方法が、ハーブストリートのお気に入り。フォークでアボカドをつぶしブレンダー、またはフードプロセッサーにかけて、最後にレモン汁を絞る。大きなかたまりにして一つにまとめて冷凍してもいいし、製氷皿で固めておくのも便利。アボカドトーストやサンドイッチだけではなく、少量のアボカドを使用するレシピなら、なんにでも応用が利く。

茶色く変色するのを最小限に抑えるには、半分にカットしたアボカドも、ピューレ状にしたアボカドもフリーザーバッグに入れて冷凍すること。その際、袋の中の空気をできるだけ抜いて、しっかり口を閉めること。保存容器に入れてもOK! ただし、容器に入れたアボカド表面をワックスペーパーでカバーして空気を抜くことも忘れずに。食べるときは、冷凍室から取り出して解凍するだけ!!

冷凍することによって栄養素は失われる?

アボカドは栄養の宝庫! 心臓病のリスクを減少させる一価不飽和脂肪酸を豊富に含んでいる。おなか周りの脂肪を落とす働きもあるそう。さらに食物繊維やビタミン、ミネラル(ビタミンC、K、葉酸、カリウムなど)を含有し、健康を維持してくれる。冷凍したからといって、栄養素への影響はゼロ!

この冷凍法を駆使すれば、アボカドの栄養素を無駄なく摂取することができる。次にアボカドがセールになっていたら、買い置きにちゅうちょする必要はもうない!

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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