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とろみの正体はれんこん!? 「れんこんのとろとろスープ」

  • 2019.2.1
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寒い日が続いていますが、こんなときは、とろみのあるメニューだと冷めにくいので、体を温めるのに役立ちます。

水溶き片栗粉やホワイトソースなどのとろみもよいですが、実はれんこんでもとろみをつけられるんですよ。簡単に作れる「れんこんのとろとろスープ」スープをご紹介しましょう。




れんこんの栄養素としては、ビタミンCが多いのが特長です。
しかも、れんこんのビタミンCはでんぷんに守られているので、加熱をしても失われにくいというポイントも。

また、定番のれんこんのきんぴらなどを作るときに、変色予防のために、切ってから酢水にさらす作り方が多いですが、私としてはもったいないなあ…と思います。

水にさらすと、ビタミンCなどの水に溶けやすい成分が出やすくなってしまうので、水にはさらさずに使ったほうが栄養的にはおすすめなのです。

そして今回のレシピは、皮はむかずにすりおろす作り方にしています。
なぜかというと、皮にはタンニンというポリフェノールが含まれているので、アンチエイジングに役立つから。

ぜひ、皮付きのまま使ってみてください。

■れんこんのとろとろスープ

レシピ制作:管理栄養士 長 有里子



<材料>※作りやすい分量
れんこん 150g
にんにく 1/2かけ
水 300ml
コンソメ 小さじ1
塩・こしょう 少々
オリーブ油 大さじ1

<作り方>
1、鍋にみじん切りにしたにんにくとオリーブ油を入れ、火にかける。

2、にんにくの香りが出てきたら水を入れて火を止め、鍋の上かられんこんを皮付きのまますりおろす。

3、火をつけ、コンソメを入れてひと煮立ちさせ、とろみがついたら塩・こしょうで味を調える。

ちなみにこのスープ、幼い娘も好きなスープですが、なにせ冷めにくいので、熱くてなかなか食べられないのが欠点かも…!? やけどに気をつけてお召し上がりください。

(長 有里子)

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