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アーバンリサーチが高級リネン「ハードマンズ」と協業 業態横断で新素材採用

  • 2019.1.30
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アーバンリサーチは、高級リネンとして知られる「ハードマンズリネン(HERDMANS LINEN)」との協業で開発した新素材を2019年春夏物に採用した。リネン55%、ポリエステル45%で混紡することで、接触冷感、吸水速乾、UVカットの3つの機能性を持たせる。リネンには製造工程で生まれ、通常は捨てられてしまう落ち綿を用いる。エシカルな機能素材として店頭で大々的にアピールする。

「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」「アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)」「アーバンリサーチ ロッソ(URBAN RESEARCH ROSSO)」「KBF」など同社が展開する各業態のプライベートブランド(PB)商品で横断的に取り入れる。「ハードマンズリネン」を用いた商材は、この数年、同社の夏の定番として1品番1万点単位で売れていた。新素材では定番のシャツ、ジャケット、ワンピースだけでなく、ブラウス、プルオーバー、パンツ、スカートなどのバリエーションを拡大。エシカルな素材の背景を伝えるプロモーションを展開し、環境意識の高い消費者を呼び込む。

アーバンリサーチの竹村幸造・社長は「付加価値の高い素材をブランド単位ではなく、全社一丸となって訴求する第1弾」と説明する。同社は羽毛の循環活動「グリーンダウンプロジェクト」にも積極的に取り組み、消費者から店頭で回収したダウンジャケットの羽毛を用いたリサイクルダウンジャケットを業態横断でヒット商品に育て上げた実績がある。エシカルな活動を長期的な企業ブランディングにつなげる考えだ。

「ハードマンズリネン」を展開するハードマンズ社は1835年に英国で創業した老舗紡績メーカー。2004年に一度業務を停止したが、05年以降は中国の有力紡績メーカーがライセンス契約で同社の技術をハルビンの工場で継承している。主に仏ノルマンディ地方の原料で紡績した細番手のリネンは、有名ブランドから高い評価を受けている。

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