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長男の赤ちゃん返りに対応できずにいたら…ある出来事に大ショック【カエル母さんと3人のこども 第2話】

  • 2019.1.30
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こんにちは! ユウコトリトリです。
今回は「赤ちゃん返り」についての思い出を書きたいと思います。

我が家は4歳差の三姉弟です。
下の子が生まれた当時は、それぞれちょうど4歳と数ヶ月でした。
偶然にも同じ年齢で「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」になった長女と長男。それでもその反応は全く違うものでした。

■第一子:長女の場合


なんと長女は赤ちゃん返りなし。
弟が可愛くて仕方がないようで、お世話を焼きたがりました。
私が見ていない間に抱っこしようとしたり…可愛がりすぎて、こちらがヒヤヒヤするほどでした。

そして、色々あったのが長男の方でして…

■第二子:長男の場合
次男が生まれてからは、上の子供達をなるべく優先しているつもりでしたが、そうもいかない時もあり…


下の子が生まれたら上の子を優先する…よく聞く子育ての定説ですが、どうしても無理な時もあります。

そんな事が少しずつ積み重なっていき、長男を追い詰めてしまったのでしょう。
ある出来事が起きました。


■我慢して…我慢して…長男のとった行動にショックを受ける
ある日のこと、次男のお昼寝中に長男が大きな音が出るおもちゃで遊び始めました。
「おかあさん、見てて見てて! これねぇ〜」
と、これまた元気な声で構ってアピールをしてきます。

ところが、私は「やっと寝たのに…」という気持ちから、「静かに遊んでよ!」と、つい強い口調で注意してしまったのです。

私に注意された長男は、おもちゃで遊ぶのをやめて、隣の部屋に行ってしまいました。


クッションに顔を埋めて、泣いている長男の姿が。
大きな声で泣いたら、また私に叱られると思ったのでしょう。

ショックでした。頭をガーンと殴られたような衝撃でした。
そこまで私が追い詰めてしまったのだと。


この一件があってから、次男を泣いて待たせながらも長男を極力優先するようにしました。

すると長男から、「赤ちゃん泣いてるよ。お母さんって泣いてる」。こんな風に、次男を気遣う言葉も出るようになりました。

下の子が生まれると、悩ましい上の子の「赤ちゃん返り」。
「お母さんに自分を見てほしい、構ってほしい」そんな思いから無茶な要求、とんでもない行動に随分悩まされました。


■あれから3年経って、思うこと
現在、長男は小学1年生になりました。
さすがに「赤ちゃん返り」はありませんが、仕事帰りに学童保育へ迎えに行くと、「おかーさーん!」と抱きついてきます。

生まれてたったの7年。まだまだ甘えん坊な面もあり、可愛いものです。
あの時、声を殺して泣いていた姿は、今思い出しても胸の中がキューッとします。

きっと、あと数年でだんだん口数が減り、しまいには「うるせー」「触んな」とか言われるかもしれない…と思うと、悲しみしかありません。

甘えられるうちが華。
今のうちに、たくさん抱きしめておこう!と思っています。

(ユウコトリトリ)

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