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憧れのひとりちゃんこ!小田原で元力士が営む「どすこい 力士食堂」へ

  • 2019.1.28
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小田原のグルメと言えば、カマボコ、練り物、鯵丼、ミカン、蕎麦などが思い浮かぶ。だが、小田原でしか食べられない、新名物になりそうなグルメが話題になっている。それが、元力士が営む食堂「どすこい 力士食堂」の「ちゃんこ鍋」。ランチで1人前からちゃんこが食べられるという食堂だ。

鶏塩ちゃんこの具材は、大ぶりな鶏肉に豆腐、きのこ、油揚げなど。野菜にも味が染みている

住宅街の中にある食堂。のぼりが目印だ
(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

元力士・ちゃんこ長が営む

元 秋乃峰、店主の秋山隆司さん。相洋高校の相撲部だった
(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

小田原駅から歩いて13分。駅周辺の喧騒から少し離れた住宅街にある。店主は、東京・練馬区にある「峰崎部屋」出身の秋山隆司さん。力士名は、秋乃峰。現役時代は、幕下までのぼりつめた。力士でありながら、部屋の元ちゃんこ長もつとめていたという。ちゃんこ番という調理担当の後輩力士を従えながら、自らも腕を振るっていた。もともと、自分の店を持つのが夢だったという秋山さん。引退後は数軒の飲食店で働きながら経験を積み、ジモト・小田原の先輩などの協力を得て、2018年5月にオープンした。

本格ちゃんこ鍋が一人で味わえる!

鶏塩ちゃんこの具材は、大ぶりな鶏肉に豆腐、きのこ、油揚げなど。野菜にも味が染みている
(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

一人用の鍋に具材たっぷりで登場する「鶏の塩ちゃんこ鍋定食」(ランチ1,000円)。ちゃんこの味付けは、部屋によってさまざま。秋山さんが所属していた「峰崎部屋」では鶏塩ベースの味付けで、当時の部屋の味を再現している。鶏のダシがじんわり感じられるスープに、プリッとした鶏肉も柔らか! ちゃんこ鍋の肉は、力士は手をつかないことから、4本足の豚や牛などは使わない。鶏肉というところも、本格的なちゃんこ鍋なのだ。ちゃんこ鍋が味わえる店はいくつもあるが、他店では数人分の大きな鍋での注文となる。だが、ここでは1人分から味わえるというのもうれしいところ。

【写真を見る】ご飯はセルフサービスで食べ放題!。早川漁港で仕入れた刺身も小鉢で付いて大満足!
(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

ランチの定食は、ご飯が食べ放題。セルフサービスで、一杯目から盛り放題だ。ほかの定食にはスープや味噌汁が付くが、ちゃんこ鍋定食には小鉢が付く。小鉢は刺身になることが多く、刺身はジモトの早川漁港から日替りで仕入れているというから、新鮮さもウリ!

スープが残ったら、雑炊を食べないともったいない! ダシや旨味を吸ったトロトロのご飯が滋味深い
(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

ちなみに、常連客からの情報によると、食べ放題セルフサービスのご飯を残ったスープに入れて雑炊でシメる!という裏技もできる。具材の旨味がたっぷり染み出たスープをご飯が吸い込み、これだけでも十分味わう価値があるほどだ。

メニューはちゃんこ鍋だけではなく、こぶしほどの大きな唐揚げがゴロゴロと盛られる「からあげ定食」(880円)や、ちゃんこうどん(700円)などボリューム満点のランチが12種。夜の営業では、一品メニューも充実。炊き餃子(700円)や、どすこい!サラダ(細680円、太780円)、部屋秘伝の手作りシウマイ(3個・400円)など、いろいろ注文したくなるラインナップ。ちゃんこ鍋の味わいも、カレー、牛ホル、豚みそキムチ(各1,200円)など種類も豊富。豚肉など具材の追加も、夜はできるようになる。

カウンターのみのこじんまりした店内。厨房に立つ温和な店主との会話も楽しみたい
(C)KADOKAWA 撮影= 島本絵梨佳

元力士が営む、絶品ちゃんこ鍋がふらりと訪れて味わえるという気軽さと、その力士級のボリューム感からジワジワと人気に。もちろんジモトの住民にも愛されているが、わざわざこの店を目指して訪れるという人も少なくない。観光地として小田原を散策する際は、少し足を伸ばして、新名物店の「力士食堂」を訪れてみよう!(横浜ウォーカー・構成・取材・文=濱口真由美、撮影/島本絵梨佳)

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