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そのダイエット法じゃやせられない!? 管理栄養士が指摘する“食の思い込み”に潜む落とし穴とは

  • 2019.1.28
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体重計に乗って悩む女性

■その食べ方には、こんなリスクが…!?

次のようなケースについて、それぞれどのようなリスクがあるのか河村先生に説明していただきました。

<朝食はたくさんの果物と野菜ジュースだけ。ビタミンもとれてヘルシーなのでは?>
フルーツのジュース

「果物と言えども、油断は禁物です。果物に多く含まれる果糖は確かに血糖値に大きく影響しませんが、過剰にとると中性脂肪になりやすいという特徴があります」(河村先生)。

“お皿に山盛りの果物と野菜ジュース”という組み合わせは健康的に見えますが、果物入りの飲みやすい野菜ジュースには果糖が含まれているので、果糖の過剰摂取による中性脂肪の増加を促すことに。
果物を食べるのであれば、糖質が少なくビタミンCも同時にとれる柑橘類1~2個程度が目安。バナナやぶどうなど糖質が多いものは食べ過ぎないように気をつけましょう。

<オリーブオイルやオメガ3系のオイルは、積極的にとったほうがいい?>
パンにオリーブオイルをかけている

「ふだんの食事をまったく変えずに、これらのオイルを飲んでもやせることはありません。特に脂質は三つの栄養素の中では一番脂肪になりやすく、とり過ぎはやはり体脂肪の蓄積につながります」

たとえばオリーブオイルや亜麻仁油のカロリーは大さじ1杯で約110kcal。体脂肪1kgのカロリーは約7200kcalですから、単純計算だと2か月強で1kg増えることになります。

「食事は医薬品ではないので、単品のものを食べたからと言って健康になったり、やせたりすることはありません。“油は油”という意識をもつことが大切です」

<糖質は太りやすいから、ご飯もパンも麺類も絶対NG!>
小麦粉食品の集合

今やすっかり定着した糖質制限ダイエット。そのやり方はさまざまですが、「一切とらないのはよくない」と河村先生は指摘しています。

「確かに糖質はとり過ぎると脂肪として蓄えられてしまいます。ただ“糖質=太りやすい”というわけではありません。糖が脂肪になっていくには時間がかかるので、単純に比較するのであれば、脂質のほうが糖より早く脂肪になります」

「炭水化物さえ、とらなければいい」とばかりに高脂質なものを食べていたのでは、結局脂肪を増やすことになりかねない、ということですね。
また、体内には脳や赤血球など原則糖しか利用できない器官があるうえ、脂質やたんぱく質をエネルギーとして使うにしても、その代謝にはやはりある程度の糖質が必要になります。河村先生によれば「最低でも1日100gの糖質は必要」とのこと。コンビニのおにぎり1個程度の量は、朝・昼・晩食べるようにしたいものです。

ただしこれはあくまで最低限の量。「美しくやせて、ずっとその体型をキープしたい」というのであれば、もう少し必要になります。

次回はその理由と、女性がきれいな体づくりをするために必要な食事のとり方についてご紹介します!

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