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【ストックホルム】王女もきっかけの流行、スローファッションとは?

  • 2019.1.27
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スウェーデンでは最近、スローファッションという言葉が流行っている。スローファッションとは、新しい洋服ばかりを買わず、古着の購入や、洋服や靴を貸し借りしたり交換したりする動きのことである。

そんな動きが顕著に表れていたのが、昨年12月に開催されたノーベル賞晩餐会だ。スウェーデンのヴィクトリア王女が、母親であるシルヴィア王妃が1995年のノーベル賞晩餐会で着たニナ リッチのドレスを、身に着けて登場した。また、賓客のひとりで前文化大臣を務めたアリス・バー・クンケも、セーデルマルム地区にあるセカンドハンドブティック「リメイク」でオーダーしたドレスを着用。このブティックでは古着のほか、持ち寄られる古着や余り布をミックスして1点ものの洋服や小物入れに作り変えて販売。さまざまな慈善事業を行う「ストックホルムズ・スタッズミッション」が手がけ、アリス・バー・クンケのドレスもこのブティックでリメイクされたものだ。

ドレスアップの場でもスローファッションを楽しむという、このニュースを受けて、ますます注目が集まっている。

古着や余り布をパッチワークに仕立てられた、リメイクの服。

Remake/リメイクMariatorget 10, 118 48 Stockholmtel:08-6842-3430営)11時00分~18時00分(水~金)12時00分~16時00分(土、日)休)月、火www.stadsmissionen.se

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