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地元っ子がガイドする、シンガポールの食日記。(Yu Soga)

  • 2019.1.26
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地元っ子がガイドする、シンガポールの食日記。(Yu Soga)
2019.01.26 17:00
年末年始に10日ほどシンガポールへ行ってきました。屋台の文化が充実しているこの国では、そこら中に美味しいお店が! 食い倒れの旅になってしまった今回の旅の中で、食いしん坊の地元っ子に案内してもらったオススメのお店をピックアップします。

これがチキン?ってほどのふっくらフワフワな仕上がり!


シンガポールを代表する料理として知られているチキンライスは、屋台でもレストランでも、色々なところで食べることができます。中でも個人的に今まで食べたチキンライスで一番好きだったのが、「ブントンキー」のチキンライス。鶏肉がふっくらフワフワで、超なめらか。筋っぽさやパサつき感が全くありません。これを鶏の出汁で炊くごはんと共に。お店はいつ行っても大混雑でしたが(回転が早めなのですごく待つということはないようです)その人気の理由がよくわかりました。

文東記

399,401 & 403 Baluster Road, Singapore

手が止まらない! スパイシー加減が絶妙なチリクラブ。


滞在中に一回は食べておきたいのが、こちらもシンガポールを代表する料理のひとつ、チリクラブ。右のパン(揚げパンなのでかなり高カロリー)につけながら食べるのですが、これが本当にやめられません。今回は地元民からも愛される「ノーサインボード」へ。屋台村にある小さなショップから始まったというこのお店。名物チリクラブは身が詰まったカニと、ちょっとスパイシーなソースのコンビネーションが最高です。大人数ならチリ味と一緒に、ホワイトペッパー味もオーダーして食べ比べするのもおすすめ。その他サイドメニューのヤムケーキ(ヤム芋で器のように囲んだ炒め物)なども美味。シンガポール内にはいくつか店舗があり、写真はVIVO City店ですが、地元民にはゲイラン地区にある一号店が最も人気とのこと。

No Sighboard Seafood

1 Harbourfront Walk, 03-02, Vivo City, Singapore

怪しげなビルに潜む、昔ながらのシンガポール料理。


ビーチロードにあるゴールデンマイルタワーという年季の入ったビル。このビル、大丈夫かな?と心配になる怪しさですが、中に入るとタイ料理や韓国料理のお店など、地元の人たちで賑わっています。中でも「Thien Kee」というスチームボート(鍋)のお店は、屋台のような活気にあふれています。日本人の舌にもあう、ほっこり優しい鶏の出汁で、海鮮、肉、内臓系、卵、野菜など、好みの具を追加できます。さらにチキンライス、サテ(串焼き)などオーソドックスで安定した美味しさのシンガポール料理を堪能できます。派手なお店も多いシンガポールですが、地元っ子曰く「ここに来ると懐かしい気分になる」そう。

Golden Mile Thien Kee Stemboat

5001 Beach Road, B1-20, Golden Mile Tower, Singapore

屋台で食べる、胃に優しいスープ麺。


日本に帰る前日に出会ったのが、このスライスフィッシュヌードルの屋台。それまでかなりオイリーな食事が続いていたので、久々の重くない味付けが本当に嬉しかった。骨付きの魚をコトコト煮込んで白濁したスープの中に、あっさりとした白身魚と麺が入った一品。屋台なのでこれで360円くらいという驚きの価格ですが、疲れ気味の胃にも優しく、魚の自然な甘みを感じるスープがとにかく絶品。チャイナタウンにあるホッカセンターHong Lim Food Centreの中にあるので、中華街散策の腹ごしらえに。

Lao K Fish Soup 

02-23, Hong Lim Food Centre, 531A Upper Cross Street, Singapore

その場でカットして食べる、フレッシュなドリアン。


滞在中に二回も訪れたのが、新鮮なドリアンが食べられる人気店「コンバット」。日本人にはなかなか理解不可能ですが、南国の人は本当にドリアンが好きで、ドリアンの話になるとみんな大興奮。ズラリと並んだドリアンの中から好きなものを選んでその場でカットし、中身を確認して味見。気に入ったら購入し、イートインできるというのが、この店のスタイル。(カットして気に入らない場合はNoと言ってもいいらしい)質のいいドリアンが揃っているとあって、ドリアン通からも高い信頼を得ているのだそう。ドリアン以外の季節のフルーツもあり、ドリアンが苦手な人は別のものを食べることも可。年末年始はマンゴーがありました。南国の思い出にぜひ!

Combat Durian

249 Balestier Road, Singapore 

飛行機の中では、定番人気ブンガワンソロのスイーツを。


シンガポール土産として不動の人気を誇るスイーツブランド、「ブンガワンソロ」。防腐剤や添加物フリーで観光客はもちろんシンガポール人からも愛されているお菓子の専門店です。パンダンなどの南国らしいハーブを使った色鮮やかなスイーツも気になるけれど、今回は鉄板人気のエッグタルトを。街中あらゆるところにお店がありますが、私は空港で離陸直前にゲットして飛行機へ。アジア最大のハブ空港を目指すチャンギ国際空港は、ターミナルによっては空港内にプールや映画館などもあり、ショッピングもギリギリまで楽しめる快適な作りになっています。肝心のエッグタルトは甘すぎずあっさりめで何個でも食べられそう。

Bengawan Solo

L2, Departure Transit, Changi Airport Terminal4, Singapore

Yu Soga

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