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深川麻衣、連ドラ初主演作で「新しい引き出しを開けていただきました」

  • 2019.1.25
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深川麻衣が“ボロ宿”好きの芸能マネジャーを演じる
(C)「日本ボロ宿紀行」製作委員会

【写真を見る】深川麻衣「台本を読んでいて、いとおしい気持ちになりました」

1月25日にスタートするドラマ25「日本ボロ宿紀行」(毎週金曜夜0:52-1:23 テレビ東京ほか)。本作は実在する各地の“ボロ宿”を巡りながら、売れない歌手と事務所社長兼マネジャーが営業の旅をする姿を描く。

亡くなった父の経営していた芸能事務所を引き継ぐことになった主人公・篠宮春子を演じる深川麻衣に、連ドラ初主演作への意気込みや実在する“ボロ宿”での撮影について話を聞いた。

――今回、連続ドラマ初主演を務められますが、主演に決まったときはどのようなお気持ちでしたか。

ドラマの出演経験があまりなく、しかも「日本ボロ宿紀行」が初主演ということで、不安もありましたが、反面とてもうれしかったです。最初にドラマの内容をプロットでいただいた時も、これまで見たことがないような作品で、本当に面白いなと思いました。

ドラマの内容は、高橋和也さんが演じる売れない歌手・桜庭龍二と私が演じるマネジャー・篠宮春子が、一緒に宿に泊まりながら地方営業をしていくというお話です。

時代が進化し、電化製品なども発達している中で、“ボロ宿”という失礼な言い方をしていますが、古き良きものという “原点”に立ち返り、レトロなものの良さを再発見できるようなドラマになっていると思います。ぜひ“ボロ宿”にも注目していただきたいです。

【写真を見る】深川麻衣「台本を読んでいて、いとおしい気持ちになりました」
(C)「日本ボロ宿紀行」製作委員会

人とのつながりの大切さも再確認できるドラマ

――実際に撮影をして感じた“ボロ宿”の魅力を教えてください。

ちょっとだけさびていたり、はがれかけていたり…、装飾品も懐かしく感じるものがありました。昔友達のおばあちゃんの家で見たことがあるダイヤルを回すタイプの電話など、全く知らなくても懐かしいと感じるものが多く、おばあちゃんの家に泊まりにきたような感覚になりました。

ドラマに出てくるおかみさんやご主人は女優さんと俳優さんですが、実際に宿をやっているおかみさんの人柄をそのまま脚本に反映しています。ドラマの撮影が終わった後に、お話しする機会がありましたが、本当にあたたかい方々ばかりでした。

ドラマの中では、「この2人、どうなっていくんだろう」というような龍二と春子の痛々しいシーンもたくさんあります。でも、おかみさんなど(各地で)出会う人たちによって(2人は)成長し、変化していく。そんな人とのつながりの大切さも再確認できるドラマかなと思います。

――深川さんが演じる春子はどのような人物ですか。

春子は、喜怒哀楽が全面に出ているような女の子。私もここまで気持ちの振り幅が大きい役にチャレンジさせていただくことは初めてでした。

今回、監督が5人いらっしゃって、各回ごとに監督が変わります。(それぞれの)監督が求めるものも全然違っていて、みんなで作りながら、自分の新しい引き出しを開けていただきました。

春子は、いじっぱりだったり、負けず嫌いだったりしますが、レトロなものや古いものへの愛情、父への愛情がとてもあります。

表には出さないけど、龍二と春子の根底には愛情があって、台本を読んでいて、いとおしい気持ちになりました。ドラマの中ではけんかばかりしていますが、そういう2人の根底にあるものが見ている方に伝わったらいいなと思います。

深川麻衣「(マネジャーさんに)改めて感謝しています」
(C)「日本ボロ宿紀行」製作委員会

売り込むって大変なんだな

――芸能マネジャーを演じてみていかがでしたか。

私は普段マネジャーさんにお世話になっていますが、今回自分がマネジャーをすることになり、売り込むって大変なんだなと感じ、改めて感謝しています。

――ご自身のマネジャーさんを観察なさいましたか。

私みたいな素人がいきなり「明日からマネジャーやって」と言われている状況と一緒なので、特に知識はなくていいのかなと思い、春子と同じような気持ちでやっている感覚でした。

――たんかを切るせりふがたくさん出てきます。ご自身の“殻”を破る感覚もあったのでしょうか。

春子は、語尾に「っすよ」とか、怒ると結構(乱暴)な言葉を吐くんです。一回テストをやってみて、足りない場合は、「もうちょっと」とか「もっともっと」というふうに、監督が演出して下さいました。龍二さんに対しても「おっさんが!」など、口が悪いところがありますが、普段でも役柄でも(経験が)ないようなものに挑戦させていただけたので、やっていてとても楽しかったです。

深川麻衣「高橋さんとの関係性や、スタッフさんの現場の雰囲気がすごく良かった」
(C)「日本ボロ宿紀行」製作委員会

自分にないものを発見できた

――龍二を演じる高橋和也さんの印象はいかがでしたか。

高橋さんは大先輩で、今回ご一緒させていただけることがすごくうれしかったです。1話の撮影のときはとても緊張していましたが、撮影1日目の夜が激しくぶつかり合うシーンだったので、そこでお互いの距離も縮まったように感じています。私にもたくさん声をかけて下さいました。撮影している姿を1番近くで見させていただけたので、自分にないものをたくさん発見できました。

エンディングなど2人で道を歩いていくシーンでは、監督さんに「あとはアドリブでお願いします」というところがすごく多くて、最初は頭で「何言おう」と考えながらやっていたんですが、自然にテンポよく龍二と春子としてできるようになっていったのがすごくうれしかったです。

――本編でもアドリブがあるのでしょうか。

会話の中でのやりとりや、“ボロ宿”に対する高橋さんのコメントも結構アドリブが多いです。(高橋さんがリハーサルで)ボソっと言って、監督が「それ、本番でもお願いします!」ということもありました。

――アドリブは緊張しませんか。

最初はすごく緊張して、春子だったらどう言うかなということを考えてやっていたのですが、徐々に堅いものというか、余分なものなく自然にしゃべれるようになっていきました。高橋さんとの関係性や、スタッフさんの現場の雰囲気がすごく良かったので、そこに助けていただいた部分が大きいなと思います。

深川麻衣が語る、春子との共通点は?
(C)「日本ボロ宿紀行」製作委員会

頑固なところが似ている

――春子と深川さんとの共通点はありますか。

結構頑固なところが似ているかもしれないと思いました。私は、そんなに表には出さないけれど、昔から「頑固だね」と言われることがたまにあります。「いや、私はこう思うんです」というときがあったりするので、頑固なところが似ているかなと思います。

――今回、主演ということでせりふも多かったのではないでしょうか。

すごくタイトな撮影だったので、1日の撮影が終わったら高橋さんとすぐ台本を開いて、次の日のせりふを確認していました。

今回、自分の中で「こういうふうになるだろうな」というのを想像し過ぎずに(撮影に)臨めたのが逆に良かったのかなと思います。自分の中で決めてしまうとそれに囚われ過ぎてしまうので、ある程度せりふは覚えて現場に行き、監督と一緒に作ることができたので、そこが良かったです。

実在する“ボロ宿”での撮影で大変だったこととは?
(C)「日本ボロ宿紀行」製作委員会

古き良きものを再確認できるドラマ

――各地の“ボロ宿”での撮影でびっくりしたことはありますか。

山の中の宿が多かったので、撮影した宿からホテルに向かう時に野生のシカが車の前を通り、びっくりしました。野生のシカを見たのも初めてでしたし、しかも5匹くらいいました! 高橋さんはキツネを見たそうです。

――今回実在する“ボロ宿”での撮影でしたが、撮影する時に大変だったことはありますか。

床が抜けたところがありました! それから、激しい言い合いで、龍二さんがふすまを勢いよく閉めるときに、ふすまが外れたり、ドアを開けたらギーってすごい音がしたときは、高橋さんがアドリブで「すげえ音だなって」と言ったり。そのままの宿を撮影しています。

――ドラマへの意気込みをお願いします。

古き良きものを再確認できるドラマです。働いて帰ってきた方が、一息ついてテレビを見るくらいの時間帯に放送しているドラマだと思うので、皆さんにとってほっとできるようなドラマになったらいいなと思います。(ザテレビジョン)

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