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自分好みの“うつわ”がきっと見つかる! 企画展「産地のうつわはじめ」

  • 2019.1.24
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全10産地の「豆皿」を通してその違いを知る

日本のうつわは、産地によってその特徴が違うことは理解しているものの、実際に産地へ赴いたり、うつわをまとめて見比べるという機会はあまりないもの。「自分好みのうつわが欲しいけれど、どこから選んでいいかわかならい」といった方も多いはず。

そんな思いを叶えてくれるのが、『中川政七商店』が提案する今企画です。日本各地の焼き物産地から取り揃えた「豆皿」を通して、その違いを知り、選び比べることで、日本のうつわを知る入り口となることを目指した企画展だそう。

 

産地によって、得意なことや見た目の魅力も異なる
「有田焼」こぶりな佇まいが愛らしい豆皿。梶謙製磁社 各¥1,300

 

毎日の食卓を彩るうつわ選びに迷ったら、つくられた産地を知ることが近道。日本には有田焼、九谷焼、瀬戸焼、益子焼など数十もの焼き物の産地があります。例えば、日本で初めて真っ白なうつわを生み出した有田焼や、お殿様が愛した門外不出の鍋島焼。そんな特徴を知っていれば、うつわ選びがもっと楽しくなるはず。

 

「産地カード」を配布してくれるのもうれしい!

 

店頭で豆皿を購入したお客様には、それぞれの焼き物産地の技術や歴史を紹介する「産地カード」が付いてくるそう。産地の歴史や特徴がひとめでわかり、カードのイラストもかわいいので、全10種をコンプリートしたくなりますね。

 

全10産地より、ピックアップ!

今回ラインナップされた10の産地は、有田焼、やちむん、美濃焼、小石原焼、萬古焼、波佐見焼、鍋島焼、益子焼、珉平焼、九谷焼。その一部をご紹介します。

 

波佐見焼

マルヒロ 各¥1,600

磁器碗は高級で庶民には手が届かないという常識を大きく変え、日本の食文化の発展に大きな影響を与えた産地。

 

やちむん

陶真窯 各¥900

起源は1600 年頃、エキゾチックな味わいが特徴的な沖縄の焼き物。琉球の方言
で「やきもの」を「やちむん」と呼ぶそう。

 

萬古焼

山口陶器 各¥650

耐熱原料を合わせた土でつくる土鍋と急須が有名な萬古焼。鹿をかたどった豆皿は、調味料や香の物にも最適。

 

九谷焼

KUTANI SEAL 各¥1,500

加賀百万石文化の美意識を体現する焼き物。今回は絵画のように美しい絵模様と、五彩手の色彩効果を転写で表現。

 

気軽に揃えられる豆皿を介して、まるでワインのテイスティングのように自分好みの産地やうつわを探せる…。数種類を組み合わせて、プレゼントにするのも素敵ですね。ぜひ、この機会に、うつわとの出会いを楽しんでみてはいかがでしょう?

 

■全国の『中川政七商店』直営店、オンラインショップにて発売中!

 

text : Mikiko Akiyama(marmelo)

 

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