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リック・オウエンスのパリコレデビュー前のアクセに魅了されて。【手のひらの宝物】

  • 2019.1.24
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リック・オウエンスのパリコレデビュー前のアクセに魅了されて。【手のひらの宝物】
2019.01.24 17:00
2004年の秋冬シーズンにパリコレデビューを果たす前、NYコレクションで注目を浴びていたリック・オウエンス(RICK OWENS)。そんな才能溢れる彼にL.A.のアトリエで初めて会い、『VOGUE JAPAN』編集長がショールームで手に入れた、かけがえのないアクセサリーとは!?

付け方で遊べる万能セイフティピン/渡辺三津子

---この宝物は? 

リック・オウエンス(RICK OWENS)のビッグ・セイフティピン。 

---出会いは? 


15年以上前、仕事で訪れたLAで。まだパリに出る前のリック・オウエンス(RICK OWENS)のアトリエを取材した際、購入したバルキーニットのカーディガンについていたものです。   

---お気に入りのポイントは? 


大きなピンと小さなピンが組み合わされたデザインで、片方を留めると片方が下がって、アクセサリーとしての存在感が抜群。ニットでもストールでも好きな部分で留められて、着こなしが自由に楽しめるのが魅力です。パンクなスピリットを感じさせつつ、その大胆な大きさがモードな印象を生んでいるバランスが好きです。   

---この宝物のエピソードは? 


パリデビュー直前のフレッシュなパワーあふれるリック・オウエンス(RICK OWENS)本人と会ったときの驚きを今でも鮮明に覚えています。その才能あふれるコレクションを見てたくさんのアイテムを購入してしまいました。セイフティピンはそのなかのひとつですが、その他のアイテムもすべて大好きで、文字通り「着倒し」ました。ファッション史の輝ける一瞬を体験できたという特別な思い出が、アイテムに「宝物」としてのストーリーを与えているのだな、ということを今回、再確認しました。

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