失敗の不安をなくす方法~モテ文字の手引き11

日ごろ書道を教えていると、字はそのひとの人生そのものだと感じます。 『人生に愛される「モテ文字」のお稽古』はそう考える書画家・夏生嵐彩が綴るコーナー。
今回は ついやり過ぎてしまったことによる失敗について。書道の精神に学べる、人生のヒントを探ってゆきましょう。

失敗は信念のない衝動?

もしかしたら足りないかも!と味付けを足して濃くなりすぎた料理。放っておけばふっくら炊き上がったはずなのに、気になって鍋の蓋を開けたから固くなった黒豆。

やめていれば成功したのに、ついついやり過ぎてしまうことで失敗してしまった経験は、誰しもに思い当ることがあるでしょう。

私たちはどうしてその衝動を抑えられないのでしょうか。

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霧中の月©夏生嵐彩

これは書道より、水墨画や水彩画の仕事をしているときに感じることです。

水墨画・水彩画共に「水」という字があるように、よく水を使います。と言うより「水に使われている」と言った方が正しいかもしれないほど、ほとんどの仕事が水の力に委ねられています。

それによって自然の織りなす淡いボカシや、色の混ざり合いがきれいに現れるのです。しかし、何を血迷ったか、その美しい結果が出る前に不安になり、あれこれ自分の筆でゴニョゴニョといじってしまうと、画面は汚れ、取り返しのつかない事態になります。

自分の技術に自信がないからいじってしまうのでしょうが、そんなに自信がないのに修正力にだけ自信があるのか、というと実は何の根拠もないことがほとんど。

無駄な一手を施してしまうときというのは、自分の修正力を信じているわけではないケースが多いです。不安解消のための衝動的な行動。つまり、じっとしていられないだけなんですよね。

「過ぎたるは及ばざるが如し」とはよく言ったものですよね。「過ぎる」手前でやめるというのにもなかなか根性が要ります。というより、「どこまでが適度で、どこからがやりすぎなのか?ということを知識的にも経験的にも知らずに過ごしているものが、身の回りに案外溢れているのかもしれません。

では、どうすれば成功のための適切な「やめどき」がわかるようになるのでしょう。

いさぎよく失敗を重ねる

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destiny©夏生嵐彩

知識も経験もないから、不安にかられて下手にやりすぎてしまう。ということがわかったわけですから、いっぱい失敗しましょう!というのが一番の解決策です。

多くの失敗と成功の体験を重ねながら最終的にいさぎよくなる。あとになって不安にならないためには、後追いをしなくてもいいだけの自信をつけなければなりませんよね。
そのためには、疑う要素をなるべく減らし、信じられるものを増やしていく作業をコツコツとやる。

コツコツ積み重ねた経験は他の何にも勝る自信になります
それこそ根拠のある修正力にもなるでしょう。
適度な「やめどき」が勘で分かるくらい、たくさん失敗してセンスを蓄える。

「いい塩梅」で生きましょう。

画・文/夏生嵐彩

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