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旬をまるごと! 家呑みごはん #10|3〜4個で1日のビタミンC摂取量をクリア!『温州みかん』

  • 2019.1.20
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お酒大好き料理家3人が“美”にも効くレシピを教えます! 今回は、料理家・美才治真澄さんに『温州みかん』を使ったレシピを教えてもらいました!

今月のキレイ食材【温州みかん】

3〜4個で1日のビタミンC摂取量をクリア!
実家に住んでいた頃。ミカンに食べ飽きたある日、ストーブで焼いてみたらおいしかった! 以来、焼きミカンが冬の定番です。加熱すると薄皮や筋もやわらかくなり、熱に弱い果肉のビタミンCも、皮ごと加熱すれば損失も少なめです。

ミカンの酸味は優しいので、サラダや和えものなどにレモンやオレンジの代わりに使うとすっぱさもマイルドに。また、加熱しても甘みや酸味が残るので、煮込みにも使います。

温州ミカンの薄皮の白い筋には、ポリフェノールの一種であるヘスぺリジンが含まれています。これは温州ミカン特有の成分で、その抗酸化力はβ-カロテンの数倍とも。血流を改善する効果もあるので、取らずに食べるのがおすすめです

栄養
日本のミカンの代表的品種。中国の温州地方に由来して名づけられたが、発祥は鹿児島県で、海外ではサツマオレンジなどとも呼ばれている。ビタミンや食物繊維が豊富。温州ミカンには抗酸化作用をもつカロテノイドが多く、中でもβ-クリプトキサンチンの抗酸化力はβ-カロテンの数倍に及ぶとも。薄皮や白い筋には毛細血管を強くしたり、血流を促進する働きをもつヘスペリジンが豊富なので、筋を取らず、薄皮ごと食べたい。

おいしい選び方
皮にツヤとハリがあるものを。油胞(皮の表面のブツブツ)の密度が高いもの、ヘタが小さいものが味は良い。皮が厚いもの、浮いて果肉との間に隙間ができているものは避ける。冷蔵保存すると低温障害を起こし傷みやすいので、蒸れないよう風通しの良い冷暗所で保存を。

焼きミカン

ホクホクで、ピリ辛ジューシーなおつまみ。β-クリプトキサンチンは加熱すると表皮から果肉に移るので摂取量がアップ!

【材料】(2人分)
温州ミカン…2個
塩、粗びき唐辛子…各適量

【作り方】
(1)ミカンは表皮ごと横半分に切る。

(2)フライパンを中火で熱し、(1)を断面を上にして並べ、表皮に焦げ目がつくまで3分程焼く。ミカンを返し、断面に焼き色がつくまで1分程焼く。

(3)器に盛り、塩、粗びき唐辛子を振り、熱いうちに皮をむいて食べる。

温州ミカンと大根、貝柱の和え物

ビタミンCはコラーゲンの生成を助けるので、そのもととなるたんぱく質と組み合わせて。ミカン+ホタテでうるぷる肌狙い!

【材料】(2人分)
温州ミカン…1個
大根…100g(約2.5cm)
ホタテ貝柱缶…小1缶(汁も含めて約70g)
下ろししょうが…小さじ1と1/2
ごま油…小さじ1/2
塩…少量

【作り方】
(1)温州ミカンは表皮をむき、5mm幅の半月切りに、大根は皮をむいて2mm幅のいちょう切りにする。

(2)ボウルに(1)とそのほかの材料を混ぜ合わせ(ホタテ缶は汁ごと)、大根がしんなりするまで、冷蔵庫で15分以上おく。

温州ミカンとにんじんの紅茶風ラぺ

カロテノイドとビタミンC豊富な組み合わせ。オイルでカロテノイドの吸収率もアップ。紅茶の香りがたまらなくおしゃれ。

【材料】(2人分)
温州ミカン…1個
にんじん…小1本
塩…小さじ1/3
A[紅茶茶葉(アールグレイ)…小さじ1(※ティーバッグの茶葉など細かい茶葉が食べやすい)、はちみつ…小さじ1、白ワインビネガー(または酢)…小さじ1、オリーブオイル…大さじ1/2]

【作り方】
(1)温州ミカンは表皮をむいて4等分に切る。

(2)にんじんはせん切りにする。塩を加えてもみ、しんなりするまで10分程おく。

(3)(1)と(2)、Aを合わせ、味がなじむまで、冷蔵庫で15分以上おく。

温州ミカンと春菊、生春巻きの皮のサラダ

中途半端に余る生春巻きの皮をサラダにインしてベトナム屋台風に。ドレッシングが染みるとやわらかに。春菊もカロテノイドとビタミンCがたっぷり。

【材料】(2人分)
温州ミカン…1個
春菊…2株(約40g)
生春巻きの皮…2枚

[ドレッシングの材料]
ベーコン…1枚
バルサミコ酢…小さじ1
しょうゆ…小さじ1/2
オリーブオイル…小さじ1と1/2
※ドレッシングは和風など好みの市販品でもOK。

【作り方】
(1)温州ミカンは表皮をむき、一口大の乱切りにする。春菊は5cm長さに切り、太い茎の部分は食べやすいよう、さらに縦に切る。生春巻きの皮は手で大きめに割る。

(2)ドレッシングを作る。ベーコンは1cm幅に切る。フライパンにオリーブオイルを熱し、ベーコンをカリカリになるまで炒める。これにバルサミコ酢、しょうゆを混ぜ合わせる。

(3)(1)を器に盛り、熱々の(2)を回しかけ、全体を和える。少しおいて、生春巻きの皮がやわらかくなったら食べ頃。

これで乾杯!

ゆずなどの和柑橘や山椒、リンゴを使ったジン。スパイシーでコクのある甘さ。
「和柑橘と山椒がミカンとも相性良し。トニックウォーターで割ると飲みやすいです」( 美才治さん)

ニッカ カフェジン 700ml ¥4,500
(問)アサヒビール

三芳菊は、伝統を守りながら造るユニークな日本酒が評判の徳島の酒蔵の看板酒。その微発泡酒はシャンパンと同じ瓶内2次発酵で造られ、パイナップルのようなフレッシュな味わい。

三芳菊 微発泡にごり純米酒 360ml ¥800
(問)三芳菊酒造

 

今月の家呑み先生は…

美才治真澄さん
びさいじ・ますみ/料理家、管理栄養士。群馬県生まれ。美容に効くレシピもおしゃれなひと皿も得意。「富山で昆布締めにはまりました。イチオシは甘エビ。日本酒をふり、昆布に挟んで15分で完成。お酒が止まらない!」

 

『美的』2月号掲載
撮影/神林 環 料理・食材監修/美才治真澄 スタイリスト/洲脇佑美 構成/松田亜子

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