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大人女子は小物にもこだわる。手織りの美しい布でできた上品なポーチ

  • 2019.1.19
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小さくてかわいらしいポーチは、いくつ持っていても、お気に入りのデザインに出合うとつい欲しくなってしまうもの。織作家さんが自ら糸を染めて織った布で作る「nagamori chika」のポーチは、幾重にも重なった色が美しい一品。目にするたびに明るい気持ちになれるようなものばかりです。

色の重なりが心を浮き立たせてくれる布小物

バッグやストールなどの布小物のブランド「nagamori chika」。織作家の永盛 千賀さんが手織りの布を使い、一つひとつの作品を制作しています。

糸を織る際、色の重なりを大切にしているという永盛さん。そのベースとなる糸は、ときに市販のものを使うこともありますが、ほとんどは染めの作業から手掛けています。

普段心惹かれる色の組み合わせに出合ったら、写真におさめたり画材で描いてみたりして、記憶にとどめるようにしているそう。その心に残った色を、自分の作品で表現しています。いくつもの染料を用いてもイメージどおりの色に染めるのは難しく、また望みどおりに染まったとしても、織るうちにまったく異なる印象になることもあるのだとか。
そうして出来た布は、一言で「何色」とは表現できないほどいくつもの色が混ざり合っていて、手にした私たちに驚きを与えてくれます。

表と裏で異なる色が楽しいフラットポーチ

シンプルな形に、美しい織模様とさまざまな色がギュッと凝縮されている「flat pouch」。同じ色柄のものは一つとしてなく、また表と裏でも模様が異なり、まったく別のポーチかのように見えるのも特徴です。
サイズは縦16cm×横20cmと大きめで、筆記用具やメモ帳をまとめて持ち歩くペンケースとしても使えます。中にポケットが付いているのも嬉しいですね。同じ大きさでマチ付きのタイプもありますよ。

さまざまな模様の布でくるむキャラメル型

キャラメル包みのような形が印象的な、その名も「caramel pouch」。こちらもそれぞれの面で布の模様が異なっていて、黄色だと思っていたポーチの反対側からは水色が現れたりと、見る角度によって印象ががらりと変わります。
ころんと立体感のあるフォルムで、縦8cm×横13cm×高さ8cmと容量たっぷり。自立するので、メイクポーチとしても使いやすい形ですね。

小さなものを大切にしまえる手のひらサイズのがま口

「gamaguchi」はイベント出展時などに不定期で作られるアイテム。縦10cm×横9cmの手のひらサイズに、ピンクや水色・オレンジ…といくつもの色があってカラフル。
こちらの大きさはカードや2つ折りのお札もちょうどよく収まり、鍵や薬のような細々としたものを入れるのにもおすすめです。

一期一会の色の布小物たち

nagamori chikaには、ほかにもハンカチやブローチといった作品もあります。布は基本的に、作りたいものの形に合わせて必要な分だけしか織らないため、すべてが一点もの。心に響くような色柄に出合えたら、迷わず手にすることをおすすめします。

Instagramには随時新しい作品や全国各地での個展、イベントへの出展情報がアップされています。直近では、1月19日(土)・20日(日)に 東京の町田パリオで開催される「布博 in 東京」に参加されるとのこと。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。

writer / ゆりか photo / nagamori chika

取材協力

nagamori chika
http://nagamori-chika.main.jp/index.html

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