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人気アニメ『ちはやふる』の舞台!滋賀の神社「近江神宮」

  • 2019.1.16
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滋賀県・大津市にある天智天皇を祀る神社「近江神宮(おうみじんぐう)」。日本初の時刻制度「漏刻」や、かるたの読み札が掲示された「かるた額パネル」など、みどころ満載の「近江神宮」の魅力をご紹介します。

天智天皇を祀る「近江神宮」

創建昭和15年、第38代天智天皇を祀る「近江神宮」は、大津市の中心部からほど近い琵琶湖西岸の山裾にあります。

大化の改新を実行した天智天皇は、激動の人生を歩んだ“運命開拓の神”といわれ、開運へのみちびきの神や産業文化学問の神として崇敬が深い神社です。

内外拝殿を廻廊が結ぶ「近江造り」

「近江神宮」は、内外拝殿を廻廊が結ぶ「近江造り」の造り構えが特徴です。美しい朱塗りの「楼門」の先には「外拝殿」と「内拝殿」があり、正面からは「本殿」の建物全体は見えません。廻廊の端近くに行くと、「本殿」とその周囲が見えるようになっています。

百人一首かるたにふれる「かるた額パネル」

「近江神宮」は、天智天皇が詠んだ歌「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」が百人一首の第一番として選出されていることから“かるたの殿堂”ともいわれ、競技かるたの行事も数多く開催されています。

神座殿中庭に掲げられている「かるた額パネル」は、パネルに入れられた百人一首かるたの読み札を100枚掲示。百人一首を知らなくても、わくわくできるようなスポットです。

人気漫画『ちはやふる』の舞台にも

「近江神宮」は、かるたを題材にした人気漫画『ちはやふる』の舞台にもなっています。2016年には映画化もされ、劇中では「近江神宮」の境内が実際に使用されました。

「近江神宮」境内にある時計スポット

1350年ほど前に、日本で初めて時刻制度を導入した天智天皇。「近江神宮」境内には、時計にまつわるスポットが点在しています。

時計館宝物館・時計学校

新旧の珍しい時計を展示した「時計館宝物館」や、時計などの技術者を養成するための「近江神宮時計宝飾眼鏡専門学校」などがあります。

水時計「漏刻」

日本で初めての時計「漏刻(ろうこく)」は、上から流れる水が増えていくに従って矢が浮き上がり、矢につけた目盛りにより時間がわかる仕組み。近江朝~平安末期まで、各国の国府などで使用されていたそうです。

火時計・日時計

古代中国で使われていたと伝えられる龍の形をした「火時計」や、岐阜天文台の矢橋徳太郎氏が考案した矢橋式「日時計」など、貴重な時計の数々が奉納されています。

時計とかるたの歴史を感じる「近江神宮」へ訪れて

天智天皇のパワーや、時計やかるたの歴史を感じられる神社「近江神宮」。貴重な建築物や所蔵品を見るだけでも、たくさんのパワーが得られるスポットです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

スポット情報

  • スポット名:近江神宮
  • 住所:滋賀県大津市神宮町1番1号
  • 電話番号:077-522-3725
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