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外資系エアラインのCAに聞いた!過酷環境・旅先でも「身軽に美しく」過ごすテクニック【エミレーツ航空】

  • 2019.1.15
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エミレーツ航空のユニホームとメイクアップ 特徴

厳しいメイク指導で完成された、赤の口紅が目を引くエキゾチックなルック

エミレーツ航空のユニホームとメイクアップ
出典:GODMake.

ドバイが本拠地のエミレーツ航空の客室乗務員は、ベージュに赤のユニフォームに、ベールがついた赤の帽子を着用しています。ベージュは砂漠を、赤は太陽を、そして顔を覆う白いベールのスカーフは風をイメージしているとのこと。

口紅はエミレーツ航空のブランドカラーのようにパッと華やかな赤の口紅が好まれ、ネイルは赤単色か、透明なベースに白のフレンチネイルのどちらかと決められており、なんとフライト前にはネイルやヘアスタイル、制服の着こなし等きちんと整えられているかを入念に確認されるのだとか。

エミレーツ航空の客室乗務員
提供:畑本友裕 http://digitrick.jp/

そんなプロフェッショナル達へ、エミレーツ航空の本部であるドバイにて、客室乗務員のメイクアップやヘアスタイル、ネイルなどの身だしなみの指導を行っている、イメージ(印象)&制服トレーニングスペシャリストのソマリ・エラスマスさんと、現役の日本人客室常務員の方2名に、一般女性が今すぐ取り入れたい、目から鱗な美容テクニックについて教えてもらったので、皆さまへ紹介します。

デイリーで真似したい!ソマリ・エラスマスさんのメイクテクニック

デイリーで真似したい!ソマリ・エラスマスさんのメイクテクニック
提供:畑本友裕 http://digitrick.jp/

1. WPマスカラはメイクオフの負担になるので使用しない!

落ちにくいメイクアップと言えば、「ウォータープルーフ」が鉄則。当然、常に美しさをキープしなければならない客室乗務員の方も、ウォータープルーフマスカラを使用しているかと思いきや、メイクオフの摩擦が、シワや色素沈着などの肌トラブルの原因となるため、使用を避けているとのこと。メイクの仕上がりのみでなく、オフする瞬間までもを意識したメイクアップはさすがです。

だけど…それではパンダ目になってしまわないか不安ですよね?メイクを長時間美しくキープするためには、メイクアップ時に下地やメイクアップフィクサーを使用するようにし、メイク直しにも手を抜かないことが重要なのだそう。ちょっとした一手間が、未来の美しさへとつながります。

2. 真っ赤なルージュは取れにくいようようにメイクアップ時に工夫を

真っ赤なルージュは取れにくいようようにメイクアップ時に工夫を
提供:畑本友裕 http://digitrick.jp/

エミレーツ航空の代名詞とも言える赤の口紅。接客業の方は、お話しすることで口紅が取れてしまいがちですよね。もちろん、こまめに塗り直しはするとして、汚く落ちないようにするためのコツ、知りたくないですか?

口紅を美しく塗るため・発色をキープするためにマストなのは、リップライナーを使用すること。また、リップライナーの前にファンデーション、フェイスパウダーを口紅の上からつけると長時間落ちないリップを作る事ができるのだそう。

3. 旅先での肌荒れ防止は渡航先に合わせて乳液を変えること

旅行時の女性の悩みの一つとしてあげられるのは、気候や食べ物の変化による肌トラブル。トラブルを防止するためには、旅先の気候に合わせた乳液を用意することが大切とのこと(例:寒冷気候な場所ではよりしっとりした乳液を使用する)。気温を問わず、日焼け止めを使用するのも忘れてはいけません。

また、お肌の突然のかゆみや炎症が起きた時のために、「Bioil(バイオイル)」を常備すると安心だとも教えてくださいました。

Bioil(バイオイル)
提供:小林製薬

【「Bioil(バイオイル)」】

現役日本人客室乗務員の美容法/旅行ポーチの作り方

美容法:スキンケアの土台、クレンジングにこだわる

現役日本人客室乗務員の美容法
提供:畑本友裕 http://digitrick.jp/

写真:大慈真央さん

客室乗務員の方が、過酷な環境下でも美しさを保つ秘訣は、クレンジングへこだわること。クレンジングは、スキンケアの1番最初の工程とも言えます。そんなクレンジングに関して、お二人のこだわりを掘り下げた結果、

大慈真央さん

「一番初めに、赤リップとしっかりとしたアイメイクをコットンで落としきります。洗顔時は、ネットでしっかりと泡立ててから、泡だけが肌に触れるように優しく優しく洗うように気をつけて、できるだけぬるいお湯で洗い流すようにし、最後は冷たい水でお肌を引き締めます」

牧野絵里さん

「1秒でも早く睡眠をとりたい徹夜線のあとでも、洗顔&保湿だけはして寝ます。色素沈着がしにくいと聞いたので、オイルよりもクリームタイプのクレンジングを使っています。そのあと、泡で出てくるタイプの洗顔料でさっと洗います」

とのこと。きちんと丁寧にオフするのが基本中の基本のよう。

旅行ポーチの作り方:マルチアイテムの活用と適切な取捨選択

マルチアイテムの活用と適切な取捨選択
提供:畑本友裕 http://digitrick.jp/

写真:牧野絵里さん

旅行に行く際は、荷物を少しでも減らしたいけれど、旅先での写真映りも重要な現代。旅行ポーチの作り方もレクチャー頂いたところ、

大慈真央さん

「多目的に使えるメイクを活用。BBクリーム、クリームチーク(チーク、リップ、アイシャドウ)を持っていき、アイブロウパウダー・ハイライトをアイシャドウ代わりに使ったり、アイシャドウをハイライター代わりに、アイライナーで眉毛のちょっとしたラインを描いたりなどもします。旅行前にサロンでまつげパーマをすると、ポーチの幅を取るビューラーを持っていかなくてすみますよ。オイルが大好きなので、日頃からココナツオイル、アルガンオイルを顔、体、髪に使っていますが、旅行中はオイルを1つ持ち歩くだけで、全ての用途に使えるので持ち物も減ります」

牧野絵里さん

「正直、私は旅先ではflawless(完璧)でいることより、身軽さをとってしまいます(笑)。
なるべく荷物を少なくしたいので、パッキングは取捨選択の連続です。旅先でバッグに入れて持ち歩くものは3つ、フェイスパウダー(カネボウのミラノコレクションがおすすめ)、小さいアイシャドウパレット、リップです。肌とポイントメイクをさっとタッチアップするだけで、写真映りは格段に良くなると思います」

ミラノコレクション2019
出典:GODMake.

【フェースアップパウダー<ミラノコレクション2019>「純真」】

との回答が。二人とも、さすが“荷造り慣れ”をしていらっしゃいます。これなら、少ない荷物と美しさを両立できそう。

「エミレーツ航空」流の身だしなみで、今も未来も美しく

「エミレーツ航空」流の身だしなみ
提供:畑本友裕 http://digitrick.jp/

過酷な環境下でも美しい、客室乗務員の方の美容テクニックの中から、私たち日本人女性が毎日の生活の中で取り入れやすい・今すぐ知りたい情報を紹介しました。

今回伺ったテクニックはほんの一部ですが、上記を読むだけで、いつでも美しい人は、影で努力をしていることが分かるはず。

エミレーツ航空の皆さまの技を真似することで、女性を苦しめる現代社会の闇(忙しさと過酷環境)に負けることなく、今も未来も美しく輝く女性を目指しませんか。

エミレーツ航空とは

エミレーツ航空は日本とアラビア地域を結ぶ初めての航空会社として、2002年に日本に就航。現在、成田国際空港、関西国際空港からはエアバスA380型機にて、羽田空港ボーイング777型機にて、それぞれ毎日1便を運航しており、ドバイまで、さらにドバイ以遠の世界86カ国と162都市まで、快適な空の旅を楽しめます。

2015年、エミレーツ航空は成田国際空港に専用の空港ラウンジを開設。羽田空港発着のプレミアムクラスご利用のお客様には、無料の送迎サービスを提供しています。

エミレーツ航空は、ワールド・トラベル・アワード2018の中東部門において、中東のリーディング・エアライン、エアライン・ブランド、ビジネスクラス・エアポート・ラウンジ、客室乗務員の4部門で賞を獲得。

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