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大阪にかつてのガラス産業の活気を取り戻したい「天満切子」

  • 2019.1.9
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出典:シティリビングWeb
昌榮「天満切子」
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出典:シティリビングWeb



自身のアトリエ「天満切子工房 昌榮」で作品を製作する西川昌美さんは、もとは電化製品のプリント基板の設計士。丁寧な物づくりにあこがれ、天満切子の教室へ通うと、天満切子の生みの親、宇良武一さんに才能を見いだされ、切子師の道へ進むことに。天満切子は、飲み物を注いだグラスをのぞき込むと、底のデザインが側面の透明部分に映りこみ、万華鏡のように美しい模様を描くのが魅力。そのため、2層になった色きせガラスの表面を、デザインに沿って削ったあと、くもりなく磨くことが重要。「作業中に油断をすると、繊細なデザインを消してしまうことも…。何年たっても神経を使いますね」と苦労を語りつつも、「食卓の華になれば」と笑顔をみせます。「実は大阪は、かつてガラス産業で栄えた街。あらためて、天満切子で盛り上げていければと思っています」

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出典:シティリビングWeb

写真左から「燦」2万2680円、「陽」1万7280円。天満天神MAIDO屋(大阪市北区天神橋2-1-23)、ウェスティンホテル大阪(新梅田シティ内)で取り扱い。
https://tenmakiriko-shoei.com/

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