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《体験談》カップルは、ケンカしても「感情のはけ口」があれば仲直りできる

  • 2019.1.8
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つい最近、妻とちょっとしたイザコザがありました。


僕のちょっとした油断・甘えが原因だったのですが、その瞬間妻の周りの温度が5度くらい下がりました。


「あ、なんか今地雷踏んだ」ということだけはわかったのですが、「何がどういけなかったのか」は聞けずじまい。その間は正直生きた心地がしませんでした。


結果、3日目の夜に妻の方から「あのこと、どう思ってるの?」と話題を切り出してもらえたことで、お互いの思っていることが共有でき、無事二人のわだかまりは解消されました。


さて、逆の立場になって考えてみると、妻は妻なりに「あの人が何を考えているかわからない」という怒りと不安の両方を感じていたと思います。


あなたも、私の妻のように、彼のちょっとした言動に「それ、どういうこと!?」と感じて、モヤモヤした経験がないでしょうか。


そんな人のために、男性側の立場から、仲直りに向けて「妻にとってもらってよかったなと思う行動」をシェアしたいと思います。

第三者に相談し、背中を押してもらう

3日目の夜、仕事から帰宅すると妻が、別室で実家のお義姉さんに電話していました。


あとから当時のことを妻に聞いてみたところ、お義姉さんは「想像よりも大したことなかった笑」と笑ってくれたそうです。


この話を聞いて僕は妻にもお義姉さんにも「ありがたいな〜」と思ったわけです。


だってこの電話がなければ、夫婦の溝は深まる一方だったかもしれないのですから。

モヤモヤした感情を、誰かに話して整理する

妻の立場からすると、「なんだか自分でもよくわからない感情」を人に話せたことで、頭の中がかなり整理されたと思います。


そして、第三者から客観的な意見をもらって冷静にもなれたのでしょう。


そこで初めて僕に「あのこと、どう思ってるの?」と切り出すことができたわけです。


僕は僕で、その電話している時間で自分なりの意見をしっかりまとめる余裕が作れました。

気持ちを吐き出して、冷静になったら会話する

相手に不満や不安を共有するときには、必ず事前にモヤモヤを整理しておく必要があります。


これをやらずに感情が先走ると、大抵の場合「建設的な話し合い」にならず、口喧嘩になって状態が悪化します。


今回の場合、お互いが自分の思考を整理する時間があったことで、感情的にならずに建設的な会話をすることができた、というわけです。


そして、話すべきことが整理されると、触れにくい話題でも糸口が見えてくるので「ちょっと話してみるか」という気になりやすいです。

男は「彼女が怒ってる」は分かっても、理由までは推測できない

僕としては、なぜ「僕からしたら些細なことが彼女にとって大問題だったのか」が話し合いを通じてとてもよくわかったので、ものすごく有意義に感じられました。


しかし、あのまま彼女が口を閉ざしていたら、僕はビビってしまいその話題に触れられないまま時間を経過させてしまっていたかもしれません。


だからこそ、妻とお義姉さんにはとても感謝しています。


世の中の女性は「彼氏が私の気持ちを全然わかってくれない」と嘆きますが、おそらく世の中の男性は今回の僕のように「不穏なオーラを出しているのはビンビン感じているけど、それがなぜなのかがわからないので、オロオロしている」のが実情なのではないかと思います。


ですから、彼女の方から「あの時は、これこれこういう理由があって、こんな感情になったんだよ」という説明があるとものすごく安心するはずです。

長続きのために、普段から不安のはけ口を用意しておこう

恋人同士、夫婦だからといって、365日24時間ずっとラブラブでいられるわけではありません。


ですから「不満は出るもの」「不安は感じるもの」という前提で、つねにそのはけ口を用意しておきましょう。


そのセーフティーネットがあるだけで、多少のすれ違いがあっても二人の関係がこじれるリスクを減らすことができます。


いえむしろ、すれ違いが起こるたびに、きちんと話しあうことができれば、彼との関係をより深めていくことができる可能性だってあります。


信頼できる話し相手がいないよ、という人はSNSの裏アカウントで呟くか、誰も見ない紙に書き殴るだけでもだいぶ違います。


彼の気持ちが理解できなくて不安になる時は、二人に何かしらのコミュニケーションが不足している時です。


そんな時は、まず感情のはけ口に思いの丈を吐き出して、頭の中を整理させてみてくださいね。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)



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