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彼女持ちの男を落とす方法~「略奪する女」「人の男を寝取る女」の心得とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.26】

  • 2019.1.6
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「あ~あ、なんでもっと早く出会えなかったんだろう」

「彼女より先に、わたしが彼と出会ってたら……」

「なんで、わたしじゃないの?」

好きになった相手に彼女やパートナーがいれば、そんなふうに考えてしまうのは女の性。

恋人になれるかなれないか、本命になれるかなれないかが“出会った順番で決まってしまう”のはなんとも腹立たしいけど、「彼への“好きの度合い”はわたしのほうが絶対に彼女より上なのに!!」と自負してる女性は少なくないはず。

「彼のこと諦めるなんてやっぱり、ムリ」

「好きな気持ちは消せない」

もし、あなたの愛に強い意志と覚悟があるなら「略奪」って方法もあるよね。

人の男を取る行為なんて決して褒められたことじゃないし「おいおい、それって人してどうなの」ってことにもなるけど、「あのとき、こうしておけば」という悔いがあなたの人生でいつまでも残るとしたら?

「彼以上に好きになれる人がいつまでたってもみつからない」

「せめて自分の思いくらいは告げておきたかった」

となればいつまでも彼への執着は消えないままだろうね。

ムリヤリ好きな相手を諦めることがあなたの“あとの幸せ”につながるとは限らない。

恋愛というのは、自分がどんだけエネルギーを注げたか、全力を出し切れたかで、自分の中の“正解”が決まるんだよね。

彼女持ちの彼を好きになってしまったあなたへ……今日は略奪するためのポイント教えよう。

目的は彼の身体を奪うのではない!“待ちの姿勢”から今の彼女よりも優位な立場になって攻め込むこと

彼のことを奪おうとして別れさせることに躍起になってはならない。

いまのご時世「別れさせ屋」という男女の仲を壊す怖いビジネスだってあるけど、あなたが彼のことを振り向かせたかったら、あなた自身が「別れさせ屋」になろうとしてはダメ。

いくらその男性が好きでも、今カノとの仲を引き裂こうとするような言動や、モロ略奪するような態度が見えてしまえば彼は間違いなくあなたを警戒する。

自分に彼女がいることを知りながら「わたしのほうがいいよね」と挑発してくるような女に「今カノ」を振って乗り換えるなんてありえない。

「その女を蹴落として、わたしがそのポジションを乗っ取りたい!」と思ってること自体がそもそもあざといんだから、その目論見を悟られたら一巻の終わり。

略奪における恋愛のセオリーはじっとこらえて時がくるのを待つこと。

彼が仕事関係のことや職場のことでストレスや悩みを抱えたり、彼と彼女のあいだに何らかの不満や揉め事が生じたときこそ、「いよいよ出番」となるわけ。

“難攻不落の城”だってタイミングをみはからって攻めればあっけなく落ちるときは落ちるんだから。

そんな自分の出番が来る前にすべきことは“彼情報”できるだけ多く持つこと。

女性の好みを知ることはもちろん、趣味やライフスタイル、よく出かける場所、好きな食べ物、彼女との交際年数、会う回数、本気度……などなど。

話題、共通項など彼と共有できるものはしっかりリサーチし、ジワジワと距離を縮めていく。

彼女のいない男を落とすよりも彼女持ちの男を落とすには、水面下での努力は絶対欠かせない!!

気をつけてほしいのは“略奪”といっても、実際“力づくで奪う”ことはなくとも、そのかわり女というのは体を使って男を奪おうとするケースは多い。

しかし、それでは単に身体の関係になっただけのこと……。

略奪とは彼の身体を奪うのでなく、彼を気持ちごと向かせなくては成功したことにはならないのだ。

略奪への成功の鍵は肉弾戦じゃないの!身体を武器に攻め落とすのは「女に飢えてる男性」には通用するけど、彼女持ちの男じゃ陥落しない。

「身体使うより頭使え!!」

一戦交えることが目的なら「わたしを浮気相手にして」と言えばいいだけのこと。

彼が「彼女よりもあなたの方を好きになる」ということが正しい“略奪愛”なのだから……。

彼が寄り道したくなる、彼のホッとステーションになること

彼女持ち男には「親しみやすい女」「安心できる女」でいること。

彼がどんなときでも、あなたはいつも彼の話をぜったいに笑顔で聞くに徹する。

彼の仕事自慢や俺様自慢ならともかく、「彼女自慢」さえもはじめのうちは聞かなくてはならないかもしれない。

でも、彼の状態や状況の変化は必ず訪れるもの。

彼女とのちょっとしたケンカやスレ違い、仕事でのトラブルなど……彼が落ち込んだり弱ったときこそ、あなたの腕の見せ所。

LINEを使って彼の元気が出るようなメッセージや彼が癒やされるようなスタンプでやり取りを続け、単純接触を繰り返すことで、“いつでもそばにいる感覚”にさせるの。

彼が気軽に話を打ち明けやすい環境にしてあげるのがコツ。

心が軽くなる、楽になる、ホッとできる……あなたは彼の安らぎになるのだ。

彼にとってあなたが彼女よりも心を開いて話せる相手、彼女と居るときよりもあなたといる方が自分らしくいられる……なんてなったらこっちのもん!!

彼が彼女に対して不満に思ってることや、揉めた原因などを逆手にとって、あなたは

「彼の味方」でいればいい。

「そんな女とは早く別れちゃえ」なんて心の声はしっかり隠しつつ、彼をフォローしヨイショする。

「そんなふうに悩むなんて……あなたの彼女すごく思われてるんだね」

「○○さんに思われてる彼女が羨ましいな」

「あ~ぁ、わたしが彼女だったら幸せなのに(笑)」

……などなど彼女のことを決して悪く言わずに、彼をしっかり持ち上げること。

彼はいつの間にか「ヤバイ!彼女といるときよりもこの子といるときのほうが居心地いい」と気づくはず。

セフレにされないためにもひたむきな思いをきちんと伝える

彼の心を奪うには早い段階から自分の熱い思いを相手に押し付けないこと!

「好きで好きでたまらない」ことが早々にバレてしまうと、ただの都合のいい女にされたり、土壇場になって彼女のところに戻ってしまったりするからだ。

はじめのうちは「好き」はとにかく押し殺しておくこと。

そして彼女と会うために使っていたその時間をあなたと会うために割り振るようになったときこそ気持ちを伝えるべき頃合いだろう。

思いを口にするときに忘れてならないのは、男は押しつけがましい愛の告白を嫌がるってこと。

さいさん言っているが略奪成功させるためにはあなたは“クリーン”なイメージでいなければならない!

人の男を取るなんてやってることは腹黒くてもその腹の黒さをみせたらこれまでの苦労が水の泡……。

彼に思いを伝えるときには

「私と付き合って」

「彼女と別れて」

「私を愛して」

などと本当の腹の中は言ってはならない。

略奪恋愛の告白に関しては「○○して」とは絶対言ってはいけないワード。愛の言葉選びは重要なのだ。

彼女持ちの男にコクるという課題はもちろん「最後には彼女と別れて私を選んで」という野望意外のなにものでもないのだけど(笑)

最初の告白においては「彼に対しては何も求めないこと」

ただ、「彼女がいてもわたしは関係ない、あなたのことが好きなの!!」と迫るのも男にはウエルカムなのだが、あまりに“女がすべてを投げ売っても構わない感”を出してしまえば“まんまとセフレ扱い”にされてしまう可能性も……。

ここはひとつ「本気なのだけども奥ゆかしい告白」を彼に贈るべし!

「彼女持ちのあなたは私のことなんて見向きもしないだろうけど……」

「あなたを思う気持ちは抑えられなかった。ごめんなさい……」

「……実はずっと前から好きでした。彼女にしてなんて夢でも言えないけど、でもこの気持ちだけは伝えたかったの」

そう、なんたって男のハートにヒットさせるポイントは女の「いじらしさ」「ひたむきさ」にある。

「こんなに好きになったのは、あなたが初めてなの」もアリ。

処女信仰なんてなくたって、男というのは「初めて」というフレーズには弱い。

その彼があなたの過去の恋愛話を知っていたり、これまで彼に男性絡みの相談などをしてきたとしたら、むしろいい効果が得られる。

全く男の気配がない、恋愛経験のなさそうな女性に「こんな好きになったのははじめて」と言われても嬉しくもなんともないけども

「今まで会った男性のなかであなたが一番なの」

「こんなにも好きになった人は、あなただけ」

となれば男の優越感はくすぐられる。

あなたの思いの伝え方次第で「彼女持ちの男」のテンションをあげあげにすることができる。

2人の未来はあなたの告白に左右されるといえよう。

「この子は本当に俺のことが好きなんだ……」「こんなにも想ってくれてるんだ」と確信させなきゃ、彼の身体は奪えても彼の心は奪えないのだから。

彼が手に入った暁には、その男のことは最後まで面倒見ること!!

「彼を奪いました」「欲しいものが手に入りました」となったら、その愛を最後まで全うすること。

あんだけ「欲しい欲しい」と騒いでいたオモチャが手に入ったらどうでもうよくなってしまうことだってあるんだから……。

あなたの諦められない思いがせっかく叶ったらそれを貫くどころか

「……な~んだ、それほどでもなかった」

「そんなたいしたもんではなかった」

なんてなったら略奪されて傷つけられた方は目も当てられないじゃない?

人のモノを盗るよりも、人のモノを盗っておいてすぐにポイ捨て……なんてことのほうが、罪深いでしょう。

略奪するならそれなりの覚悟と責任をもって遂行すること。

略奪愛というのは「奪ったもの」を最後までしっかり面倒見るってことなのよ。

(体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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