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喘息、アレルギー…発作に苦しむわが子に母ができることは?【子育ては毎日がたからもの☆ 第37話】

  • 2018.12.29
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息子は、軽い喘息持ちです。

常に治療が必要なわけではなく、ときに冷気や風邪などを引き金にして発作がでる程度です。

5歳くらいになると、呼吸器官の機能を計測して喘息なのかの判定が可能になるようですが、まだできない年齢の息子は「喘息の傾向あり」ということになっています。

じつは私の妹も子どものころは喘息持ちでした。

いまは普段の生活を送っている分には発作がでることはないのですが、アルコールを摂取すると発作がでるそうなのでお酒は一滴も飲みません。

妹が小学校低学年のころが一番ひどく、夜に発作がでて、母と妹で夜間診療に駆け込んでいたのを、いつも父と家で心配しながら待っていた記憶があります。発作を起こした妹は、病院で吸入をしてもらうと落ち着くようでした。

■妹が教えてくれた喘息の重宝アイテム

そして妹の息子も喘息持ち。

一緒に子連れで祖母の家に遊びに行ったときも、発作がでて慣れない土地で夜間診療に行ったりと大変そうでした。

その後に生まれたわが息子も「喘息の傾向あり」と診断され、発作のたびに吸入に通う日々が始まりました。

私も気管が弱いし、私の父も喘息傾向ありだったから、もしかしたら遺伝的なものもあるのかも…と思ったりもしています。

「吸入大変だよね」

ある日妹に漏らしたところ…



私の勝手な思い込みで、吸入器は業務用の医療機器のイメージがあったので驚きました。

その場で検索してみると、案外リーズナブルな価格で吸入器のネット通販がたくさん出てきて…。


■「息が止まってしまったら…」眠れぬ夜を過ごす日々に変化が!



うちの息子は発作はそんなに頻繁にはでないものの、風邪をひいているときなんかはずっと息苦しそうにしています。また、咳がひどく、しょっちゅうのように嘔吐してしまい、夜間は本当に心配。そうなってしまうと、ずっと様子を見守り、眠れぬ夜を過ごすことがよくありました。

夜間診療に吸入してもらいにいくにも、寝ている長女を起こし、真夜中にたった1人でぐずる子ども2人を病院へ連れていくのは至難の業でした。

というわけで、わが家も昨年、小児科に相談して吸入器を購入しました!

しょっちゅう風邪をひいている冬場はすごくすごーく重宝しています。

また、小児科の先生からは「眠っている間の吸入もOK」と言っていただいたので、お布団の中で半分まどろみながらサクッと吸入できるのは思いのほか便利です。

薬剤は定期的にかかりつけ医に処方していただき、親子ともに体力的にも精神的にもとても楽になりました。

喘息の子どもを持つ身としては、息苦しそうに呼吸する姿を見ていると、こっちも苦しくなりますよね。

いつか息がとまってしまうんじゃないかって不安でいっぱいになるものです。

子どもの喘息で悩んでいらっしゃる方には、こんな方法もあるよって知っていただきたくて、今回記事にいたしました。

治療の一つの選択肢として覚えておいてもらえると嬉しいです。



■アレルギー体質の息子に母ができることは?

またうちの息子、アレルギー持ちでもあります。

7ヶ月になった頃にパンを与えると途端に体中に発疹が!

そのときにアレルギー検査をしてもらったのですが、パン以外にも卵とハウスダスト、ダニにもアレルギー反応が!

そうかそうか、うちの部屋が汚いのも息子の喘息の原因になっていたのかも…反省。

というわけで、できる限りアレルギー物質が少ない部屋にしたいと私が心がけていることをご紹介いたします。



掃除の仕方は、まだ試行錯誤が必要かもしれません。でもズボラな私は毎日掃除できていなかったので、いまは少しでも子どもにとって良い環境を作っていきたいと思っています。

小児喘息は、思春期ごろになると体力もついて治ることも多いと聞きますが、それまでの期間も不安ですし、そもそも治るかどうかも定かでない…。

少しでも症状が楽になるように、できることはしながら、気長に付き合っていこうと思います。

※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。喘息の吸入器使用についてはかかりつけの医師にご相談ください。

(ぺぷり)

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