焼き鳥×自然派ワインはもう常識。 世界的ブームの焼き鳥！フードジャーナリスト注目の絶品焼鳥店4軒

焼鳥バブル”といわれた2018年はニューカマーも続々登場。「お酒のラインナップも店の個性のみせどころ」というフードジャーナリスト・土田美登世さんに、おすすめの焼鳥店4軒を教えてもらいました。

1.“シェフ”を感じるスタイルにナチュールワインがぴったり。〈YAKITORI & Wine Shinori〉／武蔵小山

焼鳥×ナチュールワインの先駆け店。「部位の個性を引き出す焼き加減が絶妙で、とくにタプナードをのせたササミ焼きの大ファン。マダムが選ぶワインとの息もぴったり」（土田さん）。200種以上そろえるワインはボトルで6,000円〜。

〈YAKITORI & Wine Shinori〉
東京都品川区小山3-25-14 2F
18：00〜23：00LO
20席／禁煙

2.丁寧な仕事が光る焼鳥を1本ずつオーダーできるのが贅沢！〈新宿炭火焼鳥こけこっこ〉／新宿

新宿にオープンして16年。ももは一度はずした皮を巻きなおしてパリッと焼き上げるなど、手間を惜しまずおいしさを追求。「お客が食べるタイミングで1本ずつ焼き上げる姿勢が好感度大」（土田さん）。

〈新宿炭火焼鳥こけこっこ〉
東京都新宿区西新宿1-1-1パレットビルB2
03-3345-1141
16：00〜23：00LO（日祝〜22：00LO）
24席／喫煙

3.予約が取れない有名店〈鳥しき〉の姉妹店に注目！〈鳥おか〉／六本木

目黒の名店〈鳥しき〉のDNAを継ぐ焼鳥店が六本木ヒルズに新たにオープン。「予約が取れない〈鳥しき〉の姉妹店ができたことは大きなニュース」（土田さん）。串おまかせ11本のコース7,300円のみ。

〈鳥おか〉
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズウェストウォーク5F
03-6447-2933
17：00〜20：30
26席／禁煙

4.小鉢からかき氷のデザートまで。付加価値のある焼鳥コースを堪能。〈とり口〉／五反田

〈鳥よし〉出身の職人による焼鳥と気のきいた小鉢をコースでテンポよく。「焼鳥に付加価値を、というコンセプトにたがわぬメニュー構成に驚きました。利き酒師やソムリエが選ぶお酒の充実ぶりもうれしい」（土田さん）。

〈とり口〉
東京都品川区西五反田2-28-10
03-6421-7254
17：00〜23：00 日祝休
22席／禁煙

今回紹介してくれたのはこの人！

フードジャーナリスト・土田美登世
『専門料理』編集部、『料理王国』 編集長を経て、フリーランスの食 専門記者に。著書にフラットな視 点で日本の焼鳥文化をとらえた。『やきとりと日本人 屋台から星付 きまで』がある。

（Hanako1167号掲載／photo:Youichiro Kikuchi text:Keiko Kodera, Kahoko Nishimura）