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「ガチガチで眠れなかった!」初マラソンで超寝不足、準備不足のOLが挑んだ結果…

  • 2018.12.28
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2018年11月11日(日)、岡山県岡山市で行われた「おかやまマラソン2018」。anan総研マラソン部からは、岡山出身の平野絢子さん(no.256)が出場! 初マラソンのレポートから、岡山の楽しみ方まで、前編後編に分けてお届けします。こちらの後編は、初マラソンとなる平野さんのマラソンレポート!

文・薮内加奈

初めての大会出場で初フルマラソンにチャレンジ

倉敷ショートトリップの翌日、今回のメインイベント、「おかやまマラソン2018」のゼッケン受け取り会場へ。初マラソンに挑戦するという平野さん。過去の大会出場経験は?

平野さん はい、一度もありません。なんなら、今までの最長走行距離は、anan総研マラソン部の合同練習で走った13km。ハーフマラソンすら走った経験はありません(笑)。不安しかありませんが、コーチのご指導もいただきましたし、多分大丈夫です(笑)。

無謀とも言える?! チャレンジに、同行したanan編集部員もビックリ! ですが、本人はいたってマイペース。前日に開催されていた「おかやまマラソンEXPO」を「お祭りみたいで楽しいですね〜」と満喫していました。

ちなみに、「おかやまマラソンEXPO」では「縁結びinおかやまマラソン2018」という男女のランナー同士のカップリングイベントも! マラソンにエントリーした男女同士で自己紹介タイムやフリートーク、マッチングタイムなどが行われていたようで、平野さんも「ラン好きという共通の趣味は、マッチング確率が高そう! 彼がいなかったら、参加したら楽しかったかなぁ〜」と興味津々でした。

憧れの有森裕子さんからエールが!

ゼッケン受け取りの後に会いに行ったのは、「おかやまマラソン2018」大会スペシャルアンバサダーであり、バルセロナ・アトランタ五輪女子マラソンのメダリスト、有森裕子さん。 なんと今回特別にお話できることに!

平野さん 初めてづくしのフルマラソンなんです。ペース配分はどうしたらいいですか?

有森さん スタート直後は、大勢の中で走らなければいけないので、どうしても周りのペースに飲まれがち。スタートは抑え気味で、「ゆっくりでいいんだ」って言い聞かせて。周りのランナーがバラけて視界が広がってきてから、自分のペースを徐々に掴んでいくように。「おかやまマラソン」のコースは、上り下りが定期的に交互にくるので、上りは歩き、下りになったらまたゆるく走り始めるくらいの気楽さで。特に初マラソンは気負って全コース走り切ろうと思わないほうがいいと思いますよ。

平野さん そう言ってもらえてちょっと安心しました。前日なのにすでに緊張しちゃって…(笑)。当日朝走る前にするべきことはありますか?

有森さん 緊張するのは当たり前! 緊張はマイナスじゃない。朝は体を起こすために、スタートの3時間前には起床するのがベスト。8時45分スタートだから5時30分すぎに起きると体も動きやすくなります。あとは、朝は寒さでエネルギーを取られるので、走る前に、何か炭水化物は軽くとっておくこと。適度に糖分があり、膨張剤が入っていないカステラがオススメ!

平野さん カステラ、すぐに買いに行きます! 最後に、有森さんの考える「おかやまマラソン」の魅力ってなんですか?

有森さん “途切れない応援” です! 沿道では常に応援してくれる人がいるので、走っていてとても勇気づけられますね。特に一番きつい30km地点にも沿道に大勢の方がいらっしゃるので、パワーをもらえるのが「おかやまマラソン」の醍醐味なんだと思います。

本番当日。紅葉色めくジップアリーナ岡山からいざスタート!

11月11日(日)朝7時30分、「おかやまマラソン2018」大会本番当日。

朝7時すぎにスタート地点である、集合場所のジップアリーナ岡山に到着した平野さん。

平野さん 前日は早く寝ようと思ったんですが、やっぱり緊張してあまり眠れず…。もうこれは楽しむしかない! 有森さんにアドバイスいただいたカステラを準備してきたので、食べて頑張ります! 目標は完走!

「おかやまマラソン2018」スタート!

快晴に恵まれた、2018年の「おかやまマラソン」。スタートの号砲と同時に、エントリーした約16,000人が岡山の街へと走り始めます。

今年も、JR岡山駅前のメインストリートをカラフルなウェアに身を包んだランナーが駆け抜けます。

「おかやまマラソン」名物、「おもてなし給食」は今年も健在。地元名物のきびだんごや黄ニラ餃子をはじめ、今年初登場、有森さんもイチオシだったシャインマスカットもランナーから大人気でした。

有森さんが「おかやまマラソン」の一番の魅力と言っていた、どのエリアでも途切れぬ声援が。地元の応援団の気合たっぷりの応援がランナーを勇気づけていました。

西日本豪雨の被害者へのエールも、ランナーへの応援に。

初大会初フルマソン無事完走! おつかれさまでした!!

フィニッシュ会場は、スタート地点横のシティライトスタジアム(岡山県総合グラウンド陸上競技場)。最長走行距離が13kmで挑んだ平野さんも、笑顔で完走しました!!

タイムは5時間29分26秒。備前焼で作られたフィニッシャーメダルを手にし、感慨もひとしお。

初マラソン、いかがでしたか?

平野さん いや〜キツかった! でも楽しかったです!! 最初は周りのペースに合わせてしまい、けっこうスピードを上げてしまって。20km手前くらいまでは「あれ? 余裕かも」と思ったのですが、30kmくらいから足が動かなくなって…。途中で少し歩いて休憩しながら回復を待って、何とか完走することができました。

地元出身ということもあり、親や友達が沿道に応援に来てくれたのが本当に嬉しかったです! 高校時代に毎日見ていた風景を眺めながら走れて幸せでした。何もかもが初めてだった、今回のフルマラソン。まだまだランビギナーですが、せっかくこのフルマラソンのために装備も購入したので、これからも走ることを続けていきたいです!

【おかやまマラソン2018レポート】前編・倉敷デニムトリップはコチラ!

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