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パリのど真ん中の山小屋。熱々ラクレットで冬気分を!

  • 2018.12.28
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今年の6月、モンテーニュ大通り近くの秘密のオアシスとして中庭を紹介した、ホテル・ラ・メゾン・シャンゼリゼのレストランLa Table du Huit(ラ・ターブル・デュ・ユイット)。まるでパリジェンヌのワードローブのように衣替えする。12月、テラスの一角にコージーな山小屋Belvedere Winter Chalet(ヴェルヴェデール・ウインター・シャレー)が出現した。

外では雪がしんしんと降り積もり寒いけれど、室内では暖炉が燃えて暖かく……といった雰囲気の中でのディナーが楽しめる空間だ。メインが鹿肉のフリージング・ディナー(90ユーロ)、メインがほうれん草のニョッキ(ストランゴラプレッティ)のマウンテン・ディナー(90ユーロ)、そしてメインがチーズ・ラクレット(70ユーロ)の3種のセット・メニュー。シャレー気分を満喫するなら、ふたりでもグループでも冬の風物詩ラクレットでなくては!!

シャンゼリゼ大通り、モンテーニュ通りのすぐ近くに、こんなシャレーが!

ロシニョールのスキーのレプリカが壁を飾り、気分をより盛り上げる。

観光客相手のレストランと違って、シックな雰囲気でラクレットが味わえるパリ唯一の場所だ。

熱々に溶けたところで、チーズを野菜やハムなどにかけて……。フランス人の家庭に招かれるチャンスがない人は、ぜひここでラクレット体験を!

おいしい品ばかりで構成されたチーズ・ラクレット・ディナーの内容を紹介しよう。レストランのシェフのニコラ・ピズはサルデニア島の出身。彼はシャレーのラクレットのために、故郷の最高のシャルキュトリーを選び、チーズはイタリア北西部のヴァッレ・ダオスタ州からラクレット向きのベストなセレクションをした。彼は、チーズ・ラクレットをシャルキュトリーではなく、魚で!という珍しい提案もしている。魚といっても生ではなく、スモークした3種の魚とカラスミの盛り合わせ。意外にも、とろけたチーズと口の中で良い組み合わせなのだ。LVMHグループのウォッカ Belvedere(ベルヴェデール)とコラボレーションしているシャレーなので、どのメニューもベルヴェデールのカクテルから始まる。

これはベルヴェデール・セット(16ユーロ)。左からアマレット味、レモン味、クランベリー味。ディナーメニューのスタートは、このうちの1種のカクテルに、3種のひと口料理のセット。

ぴりっと辛いチーズに食欲が進む。

シャルキュトリー、そして3種の茹でジャガイモ。

スモークド・フィッシュ例。

生野菜のサラダ、そしてブラックトリュフ入りの温野菜もセットされている。

チーズ・ラクレット・ディナー(70ユーロ/予約が望ましい)の締めくくりは柿のデザート。これほど柿が美味しかったとは!と驚く味わいだ。

これほどしっかり食べられないけど、シャレー気分は味わってみたいというのであれば、バーへ。ヒーターで暖められたテラスで、チーズの盛り合わせや、熱々のタルティフレットなどをお供にウォッカ・ベースのカクテルを。ホットチョコレートもおすすめ。

ヒーターがあるので、とても暖かなテラス。

ジャガイモとチーズをふーふーと、ふたりでシェアするタルティフレット(22ユーロ)。

Belvedere Winter Ski Chalet期間:開催中〜2019年3月31日La Table du HuitHotel la Maison Champs Elysées8, rue Jean Goujon75008 Paristel:01 40 74 64 94営)19:00〜22:30(ランチはシャレーの貸切のみ可能)休) 日https://latableduhuit.fr※レストラン営業時間営)朝食 7:00〜10:00(週末 〜10:30)、ランチ 12:00〜14:30(月〜金)、ディナー 19:00〜22:30(火〜土)、日曜ブランチ 12:00〜15:00休)土曜ランチ、日、月曜ディナー

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