1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. ポートレートを撮りたい!女性のための写真講座で学ぶ ー ミラーレス一眼でプロの女性モデルを撮る

ポートレートを撮りたい!女性のための写真講座で学ぶ ー ミラーレス一眼でプロの女性モデルを撮る

  • 2018.12.27
  • 968 views

 

スマートフォンの写真も、かなり綺麗に撮れる昨今。でも、お料理の写真を撮るときに、明るさの調節がうまくいかない時があり、「デジカメ欲しい」と思ったのが一年前。「デジカメ」と言っても、量販店で見てもわかるように、無数と思えるほどの種類があります。どこのメーカーがいいの?どのくらいの機種が初心者向けなの?金額もピンからキリまで、3万円くらいで買えるものから、10万円を超えるものまで。しかも、レンズの交換をしないコンパクトデジタルカメラとレンズを交換するデジタル一眼レフとミラーレス一眼というのもあります。「何を撮るのか」という目的だけを頼りに、量販店へ行き、取り急ぎ、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を購入しました。スマートフォンに比べて、色々な設定ができるので、アプリのフィルター機能を使うよりも、自分が好きな写真を撮ることができるという違いを痛感しました。やはり、スマートフォンより、断然綺麗です。

 

 

でも、しばらく使っていると、今度は、「もう少し近寄った写真を撮りたい」とか「ポートレートを撮ってみたい」という欲望が湧いてきて、そうなると、目的によってレンズを交換する「デジタル一眼レフ」か「ミラーレス一眼」に興味が出てきました。こういう時って、タイミングよく、「カメラを下取りに出したい」という人が現れて、「運よく」ちょうど欲しかった「ミラーレス一眼」を譲ってもらうことができてしまい、一気に写真モードが加速してきました。

 

独学でいいのか?という思いはずっと頭の中にあり、写真講座や写真教室を検索してみると、カメラメーカー主催の教室や講座はあるものの、カメラを持っていることが条件にあったり、平日の開催だったりと、なかなかスケジュールがあう講座が見つからず、「これでいいのかな?」と思いながら写真を撮る日が続いていました。そんなある日、「女性のための写真教室」というとても魅力的な講座を見つけました。OLYMPUSが開催しているOLYMPUSユーザー向けの「Photo Rouge」という講座なのですが、「カメラがない人には貸し出します」とあり、OLYMPUSのカメラを持っていなくても、参加できる講座です。しかも、「プロの女性カメラマンからプロの女性モデルの撮り方を教わる、女性だけの講座」です。プロのモデルを撮ることができるというのは、わくわくします。早速申し込んで、当日は、SDカードのみ持参で参加してきました。

 

お借りしたカメラは、こちら、「OLYMPUS PEN E-PL9」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」。

 


今年の3月に発売になった、ミラーレス一眼「 OLYMPUS PEN E-PL9」。レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED45mm F1.2 PRO」というレンズも貸していただきました。このレンズは、ポートレートの撮影に最適といわれるレンズで、背景が綺麗にボケて、被写体がくっきりと浮き上がる写真を撮ることができるということです。溶けるような美しいボケ、が期待できるというので、とても楽しみです。

 

 

カメラ本体はコンパクトで、コンデジかと思うほどです。ダイヤルの縁が丸いので指に当たる感触も柔らかです。手が小さい女性にも持ちやすく、右手でカメラを持つと、親指と人差し指でダイヤルとボタンの操作ができて、女性に優しい設計になっています。ボディのカラーバリエーションがホワイト、ブラック、ブラウンと3色あるのも、魅力的です。

設定をAUTOにして、撮影開始です。他の生徒さんは、何回も参加されているOLYMPUS ユーザーの方達で、交換するレンズもいくつかもってきていらっしゃいました。モデルさんは、20才のHIKARUさん(グルーヴィー・エアー)という方で、その場の撮影者の要望に応えて、すっと、ポーズを取ってくれます。撮影者がそれぞれ自分の撮りたい構図があるので、「目線ください」とモデルさんに話しかけながら、撮り進んでいきます。この体験も、面白かったです。

 

HIKARU さんは、いくつも衣装を揃えていて、最初のシーンでは、アンティークな家具によく合う黒いレースのブラウスにロングスカートを着ていたのですが、次のシーンは西陽が入る書斎で、可愛らしい小花模様のワンピース、さらに着替えて黒いスリップドレスへと、イメージを膨らませてくれて、撮影者はどんどんノッテきます。さすが、プロのモデルさん。

 

顔にピントが合い、前面と背景が綺麗にボケています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

シーンを変えて、レコードショップで撮影です。ドアを開けての撮影で、寒い日だったのに、「平気です」と小1時間、撮影させてくれるHIKARU さんのプロ根性に貪欲にいいショットを撮ろうと頑張る女性たち。わたしも、さっさと、HIKARU さんに向かって、シャッターを押し続けました。(500枚ほど撮っていました!)

 

モノクロームのフィルターを使ってみました。向かって右の瞳にピントを合わせて、陰影とボケで印象的な写真になりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

最後に、自分で『本日の一枚』を選んで、プリントしてもらい、先生から講評をいただきます。本日の先生は、プロフォトグラファーの村尾昌美さん。ヒーリング・フォトグラファーとしても有名で、また、浅田真央さんの写真集も撮影していらっしゃいます。

 

村尾昌美さん https://www.masamimurao.com/

 

 

 

さて、私が選んだ本日の一枚は、こちら。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

プリセットされたフィルターの「ファンタジックフォーカス」を使ってみました。左目の瞳にピントを合わせて、自然光の優しさと、白いセーターがとても優しい雰囲気を醸し出しています。目線をもらうことなく撮ったのですが、HIKARU さんの視線の先には、大好きな彼がいる、そんなイメージで撮れたと思います。思うイメージを、表現できるカメラですね。おしゃれで、コンパクト、綺麗な写真が撮れる、マイファーストカメラに理想的なミラーレス一眼だと思いました。

 

 

 

OLYMPUS  FOTOPUS デジタルカレッジ写真講座

ミラーレス一眼OLYMPUS PEN E-PL9 (モデル撮影)

HIKARUさんのInstagramのアカウント  @ga_hikaru

元記事で読む
の記事をもっとみる